抜け殻っす。あしたのジョーの最後みたいに手がだら〜んとなってる。でも達成感があるので(私は全然関係ないのに)、灰色じゃなくって、きっと金色になってる。
私は4回泣いた。一緒に見ていたオヤジに笑われながら。
クリス・ロックの司会良かった。朝書いたように、クリス・ロックが喋りで勝負してくれたのが、本当に嬉しかった。さすが!しかも、途中で「Chris Rock Show」を思い出させる外ロケのインタビュー。しかも、しっかり「White Chicks」の宣伝までしてもらちゃって嬉しい。きっとあのロケで、人によって映画の好みが違うって言いたかった筈。映画館にお金を払って見に来ている本物の観客は、オスカーにノミネートされているような映画が好きな訳じゃないって事を証明してくれた。
先のスタンダップ・コメディも最高〜。ラッセル・クロウの3週間前でもリサーチは笑った。オスカーならではのジョークで面白い。ブラックムービー好きじゃないと、ロックの面白さは難しいのかな?我が家は、滅多にオスカー見ないオヤジと2人で大爆笑。涙流しながら見てた。クリス・ロックのコメディを「マシンガントーク」とか書いてた人がいたけど、日本人にしてみたら早いかもしれないけど、そんなに早くない。エディ・マーフィの全盛期「Raw」に比べたら、10分の1の早さです。クリス・タッカーの5分の1の早さです。しかも、今回はわざとゆっくり話していた気がした。
それにしても、ショーン・ペンはジョークの分からない人だったのね。同じ俳優として、ジュード・ロウを擁護する気持は分からないでもない。でも、クリス・ロックは十分にハリウッドの体制を批判していたと思う。俳優じゃなくて、体制だよ、体制。ショーン・ペンも嫌いだったと思うんだけどね、その体制。
モーガン・フリーマン、スピーチ短かった。嬉しかったんだろう、貰った後に席に座って大事そうに抱えてた。カメラが来たら、微笑んでウインク。その嬉しそうな姿に、こっちが幸せになる。本当は、主演男優を取って貰いたい。レネー・ゼルウィガーとのキスは「ナース・ベティ」を思い出しちゃった。しかも、司会者でクリス・ロックがいるから、リユニオンですな。
今年亡くなった俳優の映像は、毎回辛い。今年は、特に。大好きなポール・ウィンフィールドを見て大泣き。オジー・デイビスの時に涙し、ウィンフィールドの時には大泣き。しかも、「サウンダー」の映像じゃないか... 泣けるな、おい。けど、元祖スーパー・フライのロン・オニールが出なくって悲しい。
そして、ジェイミー・フォックス。ゴールデン・グローブ賞に続き、素晴らしいスピーチ。お婆ちゃまに育てられたフォックスらしいスピーチ。今年のこのフォックスの堂々とした姿を見ずに亡くなられたのが悔やまれる。
ジェイミー・フォックスに娘がいるのを知っていたが、あんなに大きな娘がいるとは思ってなかった。最近良く一緒にいるLeila Arcieriよりも、品があってチャーミングな娘と一緒の方が素敵。レッドカーペットで、スター・ジョーンズおば様にクッキー貰っていて可愛かった。そして、ジョーンズが隣に偶然いたアッシャー指して「アッシャーと一緒じゃ、学校で友達に羨ましがられるね」みたいな事言ったら、「友達の何人かはね」とクール。アッシャーには興味無かったらしい。
それにしても、ヤフーのオスカーのトップのタイトル「ディカプリオ 主演男優賞逃す」だって。素直に「フォックスが主演男優賞」とか、「スワンクが2度目の受賞」とか書けなかったんでしょうか?
シドニー・ルメットの名誉賞の時、クロサワの名前が出てましたね。
ビヨンセとJay-Zは、ここにきて堂々と2人で登場する事が多くなった。ビヨンセパパとママの隣にまで座っているのを見ていると、結婚はそう遠くないのかも。色んな噂が余計に2人を近づけたのかも。
ディカプリオとジゼルはまだ付き合っていたのね。ごめん、別れたとか書いてたかも。
今年もやっぱりハリ・ベリーのドレスが素敵。でも、レジーナ・キングのドレスも私は好き。痩せてたら着てみたいのが、ソフィー・オコネドの白いドレス。
一つ気が付いた事。ここのブログも、サイトの方も今日はグンとアクセスが多い。ブラックアクターが活躍してくれると、うちも栄える。この勢いで頑張ってくれ〜。
しかも、今週の全米興行成績は、「Diary of a Mad Black Woman」が1位!今年に入って、相当ブラックムービーが元気だ。私のやりがいも増える。本当に嬉しい事なのだ。
オスカーネタは尽きませんので、この辺で。サイトの方で詳しくまとめる。