この前、映画見た時に(多分「Collateral」の時)に、サラ・ミシェル・ゲラーが主演で、どう見ても日本のホラー映画ぽい作品の予告編を見た。日本のホラー映画って、アメリカで人気なんだな〜なんて思い知らされた。その後、IMDBでその作品が日本人監督である事を知った。またまたその後に「Entertaiment Weekly」の秋の映画特集を買った。その雑誌には、その作品のことも載っていた。でも、読んで激怒。そのまま残す。
「If The Grundge is the next Ring, then Shimizu is the next Gore Verbinski, and he'd better improve those English skills fast」
アホか...と。「The Grundge」というのが、今回の映画のタイトル。「Ring」は、リング。Gore Verbinski/ゴア・ヴァービンスキーは、「リング」のアメリカ版を撮った人で、その後すぐに「パイレーツ・オブ・カリビアン」で人気になった人物。
EWは、清水監督が、ゴア・ヴァービンスキーのようにブレイクするなら、その前に英語を勉強した方が...と書いているのだ。
ちなみにこの映画を撮影中は通訳がいたらしい。
ジャッキー・チェンの時もそうだったけど、必ず「英語が」って言われるのが馬鹿馬鹿しい。ジャッキーの存在はハリウッドでも唯一無二。ジャッキーの映画なら、字幕でも見るアメリカ人だって多い。それに「ラッシュ・アワー」とか「シャンハイ・ヌーン」のNG集とか見ていると、英語が出来ない筈のジャッキーの方が、NGが少ない。ジャッキーのNGは、アクションで失敗した時とか位だ。たまに英語間違えてるけど、アメリカ人俳優と同じ程度。
今回のこの清水監督だって、表で演技する訳じゃないんだし、全編通訳だって問題ない筈。優秀な通訳だって一杯いる。「ロスト・イン・トランスレーション」(映画見てないけど)みたいな事ばかりじゃない。プロデューサーだって、清水監督の才能を信じて撮らせたんだろうし、そんなに英語が必要ならやらせなかっただろうし。
これを書いたのが誰だか分からないけど、こんな事を書いていて平気に載せているEWを疑う。