Rush Hour 3 / ラッシュ・アワー3 (2007) 45本目
今週末は劇忙しかったんですが、見てきましたよー。
この前は、期待半分・不安半分とミックスド・エモーション(Byストーンズ)だったんですが、一気に不安の方は冒頭でどこかの山に飛んで行きました〜。
面白かったです〜。
クリス・タッカーが6年間もスクリーンから遠ざかっていたとは思えない程でしたよ。確かにジャッキー・チェンを差し置いて、巨額のギャラを手にするのはどうかと思うけれど、でも彼の才能はやっぱり凄いと思いました。ブランクなんて全然感じません。クリス・タッカーがインタビューで明かした所によると、クリスの台詞は半分が即興だそう。「俺が何言っているのか分かるか?(Do you understand the words that are coming out of my mouth?)」っていうあの有名な台詞もクリスの即興なんですって。ジャッキーが英語が苦手で、クリスも中国語が出来ないから思わず出てきた台詞だそうで、彼等の関係を物語っていたのですね。そういう即興台詞も面白かったし、なぜか知らないが彼のマーシャルアーツの腕が上がってる!密かに練習してたのかも??また、それが上手くなっていたのが、物語や台詞にぴったりと来るんですよね。ギャラの事で散々非難されてましたが、クリスもそれなりに努力してたんだなーって思いましたよ。で、今回はドラマチックでしたね。クリスは演技派とまでは言いませんが、「Dead Presidents」で見せたような演技を少しだけ見せてくれてました。
で、ジャッキーですよ。この前、品川庄司の品川がブログで「ブルスリーが「もっと俺みたいにアクションしろ」と言ってそれをジャッキーチェンが鵜呑みにしていたらジャッキーチェンは売れなかったでしょう。」って書いていた(まあ、前後の文脈もあるので、こちらで読んでね)。確かにコミカルでカッコいい自分らしい路線に走ったジャッキーの良さがあったように思える。あるシーンは、本当に爆笑ですよ。まさか、ジャッキーがあそこで入って来るとは思わなかったし、逆にあそこで入ってきたのに2人のコンビネーションの良さを感じます。
でも、今回はクリス・タッカーがアクション少な目だった気がするので、ジャッキーが体張っていた分、ジャッキーもクリス程のギャラを要求すべきかと...
で、真田広之ですよ。英語上手で、羨ましく見てました。発音とかも綺麗。存在感もばっちりで素敵でした。クリスが言っていたように「ナイススーツ」でしたよ。ジャッキーと最後のシーンはさすがだわ〜と思いました。でも、その分工藤夕貴が全然出てませんでしたね。前作のチャン・ツィイーみたいな感じになるのかな?と思ったけれど、存在感とかもないし、メーク変だし。ちょっとガックリ。最後もあっけないので、居なくても良かったのでは?という感じがした。可哀想かなー。
で、フランス人ですよ。あのフランス人タクシードライバーは、フランス映画の「Taxi」に出ていた人なのかな〜?と思っていたのだけど、全然関係ないらしい。でも、彼のお陰でかなり面白かったですね!シャルロット・ゲンズブールの旦那様らしい。本当に、フランス映画に疎くで御免なさい。なまいきシャルロットも結婚する年になったのね。で、真田広之の次回作が、そのシャルロットと共演しているらしい。この彼のラストシーン、私が見た回は大きな拍手が起きてましたわ。
で、お馴染みのラストのNG集ですよ。もう今回は、わざと間違ってるでしょう?って感じで、ファンサービスって感じもしましたー。でも、毎回毎回ついつい期待しちゃうんですよね。
うちの夫も満足で、今年の夏見た(私は見てないんだけど)「シンプソンズ」や「トランスフォーマー」と比べても一番面白かったと申してましたわ。シンプソンズ大好きでSF大好きなうちの夫の言葉が一番物語ってますかね?
感想はこちら。
(4.5点/5点満点中:劇場にて鑑賞)