もう日本公開されているので手短に。
みんなにとっては『Straight Outta Compton / ストレイト・アウタ・コンプトン (2015)』のF・ゲイリー・グレイ監督。この作品で黒人監督として初の興行成績ビリオンドル達成!と、黒人監督が見た事のない景色を見ているグレイ監督。そんなグレイ監督は私にとってはやっぱり『Friday / friday (1995)』のグレイ監督。『ストレイト・アウタ・コンプトン』に続き、またもやその『Friday』愛を垣間見れて嬉しかった。作品に関して書けば、『Friday』愛以外は個性を出さずに、割りとオーソドックスにこの人気シリーズを引き継いだかなという印象。
ま、日本では誰も書かないであろう論争を呼ぶであろう意見を一つ提示するならば... 黒人俳優でもライトスキン(ロック様&ヴィン・ディーゼル)はカッコいいヒーロー担当、ダークスキン(タイリース&リュダクリス)はお笑い担当でしたね。まあ毎回だけど!前にも書いた気がするけれど、ロック様とヴィン・ディーゼル自体が黒人俳優と思われていない節がありますからね。2人は上手い事使い分けているなーと。嫌味でもそれが悪いと書いている訳でも何でもないですよ。ただそういう事実を書いている訳です。
という訳で、ジェイソン・ステイサムの飛行機の部分、あれ1時間40分位観たいと思いません?あの部分だけスピンオフして欲しい!
そして今回のミシェル・ロドリゲス姐さんがやたらと艶っぽくて色っぽい。極道の妻ならぬ、「うちの仲間ああやってワイルドですけど絶対に生きて帰って来ると信じて待つわ」的なワイスピの妻の風格出てきた!
今回は撮影中に話題になったロック様とヴィン・ディーゼルの確執問題が、作品にも少し反映されちゃったかな?と。この映画のテーマである「俺たちずっと友達だよ!=ズッ友だよ!」みたいに次回は仲直り出来る事を切に願います!
The Fate of the Furious / ワイルド・スピード ICE BREAK (2017)(4点:1543本目)