N.W.Aの自伝映画『Straight Outta Compton / ストレイト・アウタ・コンプトン (2015)』が大ヒットした2015年夏のアメリカ。『コンプトン』公開から3週目に公開され、なんと2位となったのがこのキリスト教映画だ。しかも次週にはその『コンプトン』を1位の座から引きずり降ろして、見事に1位を獲得。って、この映画は誰も知らない監督&俳優なのに何なんだ!と話題になった作品。いや、本当に今でもなんであんなにヒットしたのか謎。なんで?
エリザベス(プリシラ・C・シャイラー)は不動産仲介業をしており、製薬会社に勤めて成功した夫トニー(T.C.・ストーリングス)と娘ダニエラと暮らしており、一見幸せそうな家族であった。しかし最近はエリザベスとトニーの間で会話もままならず、すれば喧嘩で、ギスギスしていた。トニーは仕事一辺倒。家族の為にと躍起になっていた。娘ダニエラの話もまともに聞いていない。エリザベスが今度仲介するのは、クララ(カレン・アバークロンビー)というおばあちゃんの家。一人で住んでいるので手放す事になった。クララはエリザベスの状況をすぐに読み取る。「家庭が上手くいってないんでしょう?私が話しを聞くわ」と、勝手に段取りをしてしまう。戸惑うエリザベスだが、クララは間違っていないので、話しを聞いてもらう。クララの亡くなった夫は軍人で戦術・作戦指令室(ウォー・ルーム)担当だった。クララも自分の家のクローゼットをウォー・ルームと呼び、そこで神への祈りを続けていたのだった。早速、自分のクローゼットをウォー・ルームにするエリザベスであったが、夫に近づく女性が居て...
まあ本当になんでヒットしたのか分かりません!!!正直書くと、タイラー・ペリー作品で免疫ついているので、同じじゃん!と思ってしまった次第であります。いやね、まだね、タイラー・ペリー作品なら分かるんですよ。結構有名な俳優(過去にはイドリス・エルバやタラジ・P・ヘンソン等)を使ってますし、まあ何しろタイラー・ペリー自体が黒人の間では物凄い知名度ですから。でもこれは監督も俳優も誰?って感じですし... しかもキリスト教映画としても普通。何か凄い特徴がある訳でもないし、派手な仕掛けがある訳でもないし、逆に話題になるような問題論争がある訳でもない。ただただ普通。いや、普通以下かもしれませんよ...(´・ω・`)
唯一良い所があるとすれば、娘のダニエラちゃんがカワ(・∀・)イイ!!って事位だったり...
2015年夏のミステリー。で、私、思い出したんですよね!たまに映画館が教会に貸し切られている事を!教会バイブル地帯と言われるここ南部では、意外にもまだそれを目撃していないのですが、LA時代に見ました!1回2回じゃなく、割りと頻繁に!どっかの経済力のある教会が映画館を貸し切ったんですかね?そうに違いない!そうじゃないと、このヒットはオカシイ!!神の力か!!ああー、本当に謎。誰か解決してぇええー!
(3.25点/5点満点中:1/13/16:DVDにて鑑賞)