Best and Worst movies at best and worst senario
いよいよ発表されましたね。アカデミー賞のノミネート。今回は他の賞とはかなりズレがあって面白いノミネーションとなりました。悲喜こもごも。
とりあえず、ノミネートのリストはアカデミー賞のオフィシャルサイトのこちらで。
まずびっくりしたのが、「Beasts of the Southern Wild / ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜 (2012)」への評価。作品賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞と4部門でのノミネート!主演女優賞にノミネートされたクヴェンザネ・ウォリスが最年少でのノミネートに!書いていた通りになって嬉しい。というか、取るべき!同じカテゴリーでノミネートされたEmmanuelle Rivaが最年長でのノミネート。このクヴェンザネ・ウォリスが凄いのが、監督が6歳以上の女の子を捜していたのに、実際は5歳で1歳サバ読んでオーディションに挑んで4000人の中から選ばれて、役を獲得しているからね。この子の演技は日本の子役達やその子役をキャスティングする大人達にも見て貰いたい。
そして「ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜」よりも1つ多い5部門でノミネートされたのが「Django Unchained / ジャンゴ 繋がれざる者 (2012)」。作品賞、助演男優賞(クリストフ・ヴァルツ)、撮影賞、音響編集賞 、脚本賞でノミネート。
唯一予想通りだったのが、「Flight / フライト (2012)」でのデンゼル・ワシントンの主演男優賞のノミネート。この作品ではなんと脚本賞もノミネート。
外国語映画賞でカナダの「War Witch / 魔女と呼ばれた少女 (2013)」がノミネート。「The Intouchables / 最強のふたり (2012)」が意外にも落選。びっくり。
オスカーの前哨戦なんて言われているゴールデン・グローブやSAG賞とは違う感じでとても良い感じ。キャサリン・ビグローやベン・アフレック(個人賞)にレオナルド・ディカプリオが沈没。ディカプリオは相変わらずオスカー会員に好かれてないね。可哀想になってきた。そしてオスカーでは「Amour」と「Silver Linings Playbook」が伸びましたねー。
そしてハリウッドの最低映画を決めるラジー賞も1日前にノミネートを発表。この賞はどうでもいいけど、1日前に発表するので、このラジー賞が発表になるといよいよオスカーか!という気分にさせてくれる目覚まし的な賞。そして今回は相変わらずエディ・マーフィがノミネート。面白くなーい!ってか、「A Thousand Words / ジャックはしゃべれま1,000(せん) (2012)」は、そこまで悪くない!作品はソコソコで、逆にエディは良い!そしてタイラー・ペリーもノミネート。「Good Deeds / 日本未公開 (2012)」は選ばれて当然。でも女装したタイラー・ペリーが女優部門で選ばれているのは、もう最近のお約束なので面白くないです。そろそろ止めて。歌手のリアーナも「Battleship / バトルシップ (2012)」で助演女優賞でノミネート。
リスト。
まあムカつくのが、毎年だけど、オスカーでの黒人の比率とラジーでの黒人の比率に差がある事だよね。はいはい、黒人は映画に向いてませんよー。あほー!しばくぞ!(年末に気に入ったフレーズ)「ジャンゴ」で書いたけど、大半の人がちゃんと理解出来てないだけなんだよね。
<追記 1/13/13>
デンゼル・ワシントンとクヴェンザネ・ウォリスのオスカーにノミネートされてコメント。
デンゼル・ワシントンのコメント。
「フライト」は私のキャリアでもっとも困難で能力を試される役でした。そしてそれがロバート・ゼメキス監督と出来た事は光栄でした。アカデミー賞にまた呼んで頂けて、共にノミネートされた脚本家のジョン・ゲイティンズと一緒に楽しめる事はとても良いことです。
クヴェンザネ・ウォリスのコメント。
「ハッシュパピー」を作ったみんながとても喜んでいます。オスカーの人達みんな、ありがとうございます。私と、そしてママとパパより。ベン(・ザイトリン監督)とルーシー(・アリバー脚本家)、そしてルイジアナのみんなのために嬉しいです。素敵なみんなに会えた事が私にとって一番でした。私の家族、友達、ファン、そしてみんなに感謝します。野獣になれ!(ビースト・イット!)
OSCARS: Reactions To Academy’s Nominations
そして分かりやすいオスカーのノミネーションリスト。タイトル別。
OSCARS: Nominations By Picture
配給者別。
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