我らのブラックスプロイテーションのヒロインのパム・グリア嬢の本「Foxy, My Life in Three Acts」が映画化される事になった!!パム・グリアが書いた本で、彼女の半生が赤裸々に描かれている。という事で、この映画はパム・グリアの自伝映画となる。監督やキャスティング等は具体的には決まっていないが、「トワイライト」や「Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief / パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 (2010)」等を手がけたインプリント・エンターテイメントが制作する予定。キャスティングに関しては、パム嬢本人がハリ・ベリーに演じてもらいたいと話した事もある。以前にハリ・ベリーが「Foxy Brown / フォクシー・ブラウン (1974)」のリメイクを...なんて話もあったが、それは流れた。
この本は私も読んでいるけど、物凄く面白かった。誰がカリーム・アブドゥル=ジャバーを演じて、誰がリチャード・プライヤーを演じるのだろう?フレディ・プリンゼは、息子のフレディ・プリンゼ・ジュニアが演じたら面白いね。それはそうと、だから何ヶ月か前にパム嬢はツイッターで「私の自伝映画が作られるとしたら、誰に監督をやってほしい?」って質問をしていたのですね。私は「ジャック・ヒルかタランティーノ?でもエヴァ・デュヴルネで見てみたい!」と書いたら、パム嬢には無視されたが、エヴァ・デュヴルネには「光栄だわ!」と返事くれた。探してみたら去年の6月だった。... って、これへの伏線だったのですねー。その位から話があったのでしょう。やっぱりパム嬢はツイッターでネタをリークするリーク姉さんだわ。
隠しておきたかった過去の秘密、そして元恋人の事などをフランクに書き綴っている。彼女の自伝なので、確かに彼女にとってはクリーンな事ばかりが書いてあるが、彼女が出演した映画の裏側やどうしてその映画に出演する事になったのか、そしてハリウッドの裏側等は興味深く面白い。
どうして「コフィ」や「フォクシー・ブラウン」が生まれたのか。それは彼女自身の過去や時代によってだった事がよく分かる一冊。
久々にページをめくる手が止められなかった。