がっちりMTV世代なので、音楽と共にミュージックビデオにも慣れ親しんで育ってきました。いい加減、育ち過ぎちゃいましたけど。まあ日本なのでMTVは中坊時代は中々見られませんでしたが、私の住んでいる地方テレビ局の神奈川テレビは、なぜか知らないが洋楽に滅茶苦茶ちからを入れていたみたいで、洋楽のミュージックビデオを流す番組が毎日あった!マイケル富岡がヤキソバンで有名になる前に、VJやってましたからね。というか、うちの地区の洋楽好きには、マイケルよりも姉のシャーリー富岡の方が有名。同じ世代でやはり洋楽好きの椿鬼奴は、神奈川テレビに入社したかったと言ってますが、凄く分かるのよね。とは言え、最近のミュージックビデオとか苦手。苦手になってしまったのは、ストーリーは無いのが多いし、綺麗だけど下品な女性が多すぎるのがね...
悲しすぎるミュージックビデオ、アーロン・ホールの「I miss you」。
ミュージックビデオのよき時代と言うといつも思い出すが、サーフェイスの「First Time」。踊っているのは、後に女優となったElise Neal (エリス・ニール)。
まあ前置きは長くなってしまいましたが、今のミュージックビデオに出演する女性達の物語。という訳で、私は彼女達があんまり好きじゃない。まあ尊敬はしていない。でもこの映画は中々面白かった。主役のビデオガールを演じたミーガン・グッドが体当たりというか、それらしい雰囲気をとっても持ってるし、そのまま!って感じしましたね。でもね、感想でも書いたけど、これはやっぱりプロの女優のミーガン・グッドが演じたから、ここまで面白くなったと感じます。ビデオガールが本職の子達が演じたら、彼女達の姿ではあるけど、あそこまでドラマチックに面白くはなかったと思う。最初は初心だった女の子が変わっていく様っていうのは、やっぱりミーガン・グッドじゃなければ演じられなかった。やっぱりミーガン・グッドは子役から活躍しているだけあって、その辺が上手い。と、別にびっくりしたのが、この映画でミーガン・グッドの姉ステイシーを演じたのが、実生活でも本物のミーガン・グッドの姉のラマイア・グッド。彼女も中々。彼女はUGKのバンBが演じるCKの彼女役。CKがサグで、その関係でおばあちゃんと折り合いが悪くなって、家を出ている。負けん気が強い女性。雰囲気あったわー。そしてそのおばあちゃんを演じているのが、なんとルビー・ディ。割と凄い面子。そして本物のビデオガールであるメリッサ・フォードも出演。主役の先輩的。ちなみにこの映画は本当にあった物語にインスパイアされて出来たと最初に出てきたけど、誰がモデルなんだろう??そのメリッサ・フォード??彼女もミュージックビデオの監督リトルXに、地元でスカウトされた筈なんだけど...
私個人的に、この映画のツボは、男っこ前(私、皮肉屋ですが、何か?)ラッパーの1人ウェビーがミーガンのお尻を触って怒られる場面!BETの「106 and Park」のロクシにも同じような事して問題になったよねー。私もウェビーにあんな事されたら、マジ切れるわ。
で、丁度良く?おめでたいニュースが!この映画の主演のミーガン・グッドがとうとう婚約したとの事!!お相手はソニー・ピクチャーズの重役で、しかも説教師の男性。おめでとう!!
(3.75点/5点満点中:3/26/12にDVDにて鑑賞)