Cast >> James Earl Jones (Biographical Narration), Ossie Davis (Eulogy :voice), Malcolm X, Muhammad Ali, H. Rap Brown, John Carlos, Stokely Carmichael, Eldridge Cleaver, Angela Davis ...
Director >> Arnold Perl
Writer >> Alex Haley, Malcolm X, Arnold Perl
Producer >> Mick Benderoth, Arnold Perl, Nancy Reals Perl, Marvin Worth
Genre >> Documentary
Country >> USA
総合ポイント >> 5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> N/A Direct >> 5 Music >> 5
Our own black shining prince!?who didn't hesitate to die, because he loved us so
マルコムXのインタビューや本やスピーチから、マルコムの半生を追うドキュメンタリー映画。
ど迫力。冒頭から度肝を抜かせられる。ビリー・ホリディの「Strange Fruit」を何にもない真っ黒の画面でたっぷり聞かせられる。詩の意味について改めてじっくりと考えていると、今度はマルコムXの「あらゆる手段を使おうとも」のスピーチ、そしてザ・ラスト・ポエッツの「Niggers Are Scared of Revolution」とマルコムのスピーチを交互に入れてくるのだ。完全にどっぷりとブラックナショナリズムに漬かってしまう。そしてジェームス・アール・ジョーンズが独特の声とイントネーションで、マルコムXの自伝を引用し読み上げていく。マルコムXがアフリカンダンスを見て喜んでいる姿、そして珍しい映像の数々、その映像の力強さもあり、マルコムのカリスマ性を間近に感じる事が出きる。
そしてマルコムは殺された。ザ・ラスト・ポエッツは冒頭に流れる曲でダメ黒人達は革命を恐れていると嘆いていた。しかしオシー・デイビスはマルコムのお葬式でこう言った。「我々の黒く光るプリンスは、我々を愛するが故死ぬ事も恐れなかった」と。だからマルコムは人々の心に今でも強く残るのだ!
(2/2/12:DVDにて鑑賞)