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ラリー・デイビス

ラリー・デイビスの名前を知っている者は少ないかもしれない。彼はニューヨークで4人の麻薬密売人殺しの容疑や、麻薬の強盗等の罪で、警察が追っていた。追われている事を知っていたデイビスは自宅には戻らず、彼女や姉妹のアパートを転々としていた。そして姉妹のブロンクスのアパートにいた所で、警察やスペシャルユニット等がアパートを囲い、アパートに踏み込む。しかし、デイビスが「赤ちゃん達が居るから!」と叫び、気が緩んだ警察の隙を見て、45口径のピストルと12番径のショットガンを発砲。数人の警察官が怪我、または重傷。そして裏のドアから逃げてしまった。それから役一ヶ月後に別の姉妹のブロンクスのアパートに居る情報を掴んだ警察は、またそのアパートを包囲する。しかし、デイビスは手榴弾で人質を殺すと脅し、更には警察から暴行を加えられるのが怖いと話す。暴行を加えない事を証明する為に3人のリポーターを用意した。そこでデイビスはようやく45口径のピストルを置き、降伏した。なぜかこのラリー・デイビスは住民が普段から抱いていた警察の不満を、彼は逃亡や反抗という形で示した事で、ヒーロー扱いされている。降伏した時にも回りの住民は「ラリー!ラリー!」と応援したとの事。しかし、ラリーは全くの無罪だと主張する人もいる。ドラッグの取引で警察の腐敗を知っていたので、このような結果になったとも言われている。

この話にインスパイアーされて出来たのが1997年の「NY検事局」という映画。しかしその映画は検事が主役。今回はラリー・デイビスが主役の映画が作られるとの事。「The Vernon Johns Story / 怒りを我らに (1994)」や「Miracle's Boys / 日本未公開 (2005)」の脚本家ケヴィン・アーカディが脚本を担当している。今年の夏ぐらいからサウス・ブロンクスでプロダクションが始まる予定。

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