Shaolin / 新少林寺/SHAOLIN (2011) 944本目
最近、カンフー映画ばかり見ている感じもしますが、これはどうしても見ておきたかった。カンフー好きなのは、絶対にリンチェイ(この場合はジェット・リーじゃなくてリンチェイと呼びたくなる)の「少林寺」をテレビで見たからなんですよ。「新少林寺」なのですよ。見たいでしょ。リンチェイの「少林寺」とは全然違った趣ですが、これはこれで面白かった。ただもうちょっと少林寺拳法が見たかったというのはある。アンディ・ラウが主役で、ジャッキー・チェンも出てくる。出演者が良いよね。カンフー映画としては少々ガッカリだけど、少林寺炎上として見たら面白い。ドラマチック。この人にこの人の仇を取って欲しいなーと思っていた通りに動いてくれる。映画のラストとしてスッキリしてます。アンディ・ラウ演じる1人の男の物語でもあるんだけど、「少林寺」の物語でもある。カンフー映画って、大抵は1人の男のドラマになってしまう。そういう意味でも大スペクタクル。アンディ・ラウが髪を切り落とした後から、かなり男前になっていきますね。最後の曲は、何を語っているのか残念ながらさっぱり分かりませんでしたが、歌は上手い。分かればもっと感動的だったろうなーって感じます。私はアンディ・ラウも素敵だと思いましたが、ウー・ジンとかシー・インレンとかも気になりました。
(4.5点/5点満点中:12/20/11:DVDにて鑑賞)