Fast Five / ワイルド・スピード MEGA MAX (2011) 919本目
シリーズも5作目。しかも5作目にして最大のヒットとなった作品。
分かるよー。面白かったもん。全てがガッチリと決まった感がある。キャストもオリジナルの2人が戻ってきて、しかもザ・ロック様事ドゥエイン・ジョンソンが参戦。一作目の「The Fast and the Furious / ワイルド・スピード (2001)」からジョーダナ・ブリュースターとヴィンス役の人、「2 Fast 2 Furious / ワイルド・スピードX2 (2003)」からタイリースとリュダクリスの2人、「The Fast and the Furious: Tokyo Drift / ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)」からサン・カン、「Fast & Furious / ワイルド・スピード MAX (2009)」からテゴ・カルデロンとドン・オマールが復活。このシリーズでは他のシリーズからパラパラと好きな時に戻ってくる事も多いけれど、戻ってきた人たちも今回のこのシリーズにガッチリとはまったんですね。タイリースもリュダクリスも今回の方がキャラクターが上手く生かされていたし、テゴ・カルデロンとドン・オマールは前作の記憶があんまり無いかも?今回はそれぞれのキャラクターがしっかり味付けされていて分かりやすい。
普通のアクションとカーアクションの比率も丁度良い。多すぎず、少なからず。そしてこのシリーズのお約束でもあるカーレースも上手く話に取り込んでいる。派手な部分も多くて、スケールも最大級。ファベーラの独特な地形を生かして、駆け回っていくのも面白い。ヴィン・ディーゼルが体当たりでプロレスラーのザ・ロック様と喧嘩しているのも面白い。
物語としては信じられない現実味のない部分も多いけれど、それこそこういうアクション大作の醍醐味だと思う。ただ長いねー。アクション映画で2時間越えはキツイ。でもそれを感じさせない飽きさせない娯楽性には優れている。クレジットが終わった後に次の内容が分かるような仕掛けもある。しかもまた別のシリーズから大好きなあの姉さんとあの姉さんが戻ってくる!そして伝わってきたニュースでは、この次となる「6」と「7」は続きになり一つの壮大なストーリーになるとの事。更にスケールアップするらしいので、楽しみであります。
と、褒めまくったんですが、最後に膝から崩れそうになったミスを発見。強制送還の無い国として挙げられていた日本。なぜか最後にその台詞がまた出てくるけれど、なぜか日本から香港になっていた!香港、国じゃないし!!あれがなかったら、ほぼ完璧でした。残念ー!そしてそんなに派手に壊すくらい車が要らないんだったら、私にくれればいいのに...とも思う。
あ、ちなみにDVDの拡大版を見て書いているので、話が通じない部分があったら、そのせいです。
(4.25点/5点満点中:DVDにて鑑賞)