いよいよ幕を開けたサンダンス映画祭。近年は「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」のようにここからオスカー戦の伏兵が現れたりと、かなりの注目を集めている。今年、注目を集めているのが、「Pariah / アリーケの詩(うた) (2011)」。先日公開された時の評判も物凄くいい。この映画、実はこの前紹介したネルソン・ジョージのドキュメンタリーと同じくkickstarter.comにて資金を集めたが、アッという前に資金を集めた作品でもあった。サンダンス映画祭で作品を見たscreencrave.comは、10点中8点の得点を付けている。
「プレシャス」はこのサンダンス映画祭に出展し、大賞を取った事でオプラ・ウィンフリーとタイラー・ペリーがサポートして全国上映される事になり、オスカーにまで手が届いた。今回、オプラ・ウィンフリーのチームがオプラが始めたTVチャンネル「OWN」での放映権をめぐって、サンダンスに乗り込んでいるとの事。この「Pariah」もそうなるか見守りたい。しかし...この映画、エクゼクティブ・プロデューサーとしてもうスパイク・リーがバックについているのです...