昨夜無事にサンダンス映画祭にてプレミア公開された、ア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)のドキュメンタリー映画「Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest / ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ〜ア・トライブ・コールド・クエストの旅〜 (2011)」。サンダンスに出展した時点から、監督のマイケル・ラパポート(「トゥルー・ロマンス」等でも知られる俳優)と、ATCQ側との意見の相違があり対立していたことが発覚していた。このサンダンス映画祭でもドキュメンタリーのプレミア前にATCQがパフォーマンスをするという噂も流れたが、実際には行われなかった。ATCQのPhifeだけがラパポートと共にサンダンスに出席している。他のATCQのメンバーはAllHipHop.comを通じて、共同で声明を出している。
何年もの間、このドキュメンタリーに熱心にサポートしてくれたファンのみんなに感謝します。この映画を通じて我々のヒップホップカルチャーへの愛が伝わる事を願っている。サンダンスには出席出来ませんでしたが、今夜行われるプレミアの前から頂いたサポートに愛と感謝を示したい。上手く伝わる事を願ってます。ありがとう。
http://allhiphop.com/stories/news/archive/2011/01/22/22565041.aspx
そしてラパポートはハリウッド・リポーター誌のインタビューに答えている。
撮影出来ると決まって、すべての事が広がっていった時、思ったんだ。「やばい、ちゃんとやらないと」ってね。トライブの事はずっと尊敬していたし、ファンと為にやらないとね。俺は本当にしくじる事は出来ないってね!
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またこのドキュメンタリーを私産を使って制作した事も明らかにしている。一人だけATCQから出席したPhifeは、涙をためて「(Q)テップも一緒だったら良かったのに。こんな風にみんなの愛を感じる事が出来たのにな」と述べたと、一緒に居たThe Rootsのクエストラブが明らかにしている。