アフリカ南部に位置するジンバブエ。そこで映画が製作された数は1980年にジンバブエが出来てから30本前後とまだ少ない。ジンバブエ政府が介入し、映画人を育てドキュメンタリー映画などを撮ってきた。去年「Lobola」という国初めてのコメディ映画が製作された。その映画のプレミアイベントには政府長官が出席し、ジンバブエでは最大のレッドカーペットイベントとなった。劇場公開されれば大ヒット間違いなしだった。所が...
映倫という理由で政府はこの映画の上映を禁止してしまった。映画はアメリカ生まれのジンバブエ人の青年が、裕福な父親と共に夏に故郷ジンバブエに戻ってくる。青年は結婚して落ち着けば、父も一人前の大人として認め、父の財産やビジネスなどの相続人として認めてくれるのではないか?と、ジンバブエで出会った女性と結婚しようとするが、その女性の家族がとんでもない...という内容。
映画はジンバブエでは珍しくHDで録画され、音声もプロフェッショナルによって録音された作品で、公開されればジンバブエの映画マニアを納得させる作品だったとの事。