サンダンス映画祭に正式出展映画としてニュースが伝えられてから、作品を巡って監督のマイケル・ララポートと映画の題材となっているア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)の間に問題がある事が伝えられているドキュメンタリー映画「Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest / ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ〜ア・トライブ・コールド・クエストの旅〜 (2011)」。先日、ATCQのメンバーであるQ−Tipのツイッターでのコメントを載せましたが、より詳しく本人が説明しているようなのでその続報。
多くの人が俺が被写体としてこの映画をサポートしていないと思ってるみたいだ。それは違う。俺はこの映画のプロデューサーでもあるんだ。トライブのみんなもプロデューサーなんだ。だから俺はグループ全体としてこの映画について語っている。多くの人は俺個人的に「俺は」この映画をサポートしていないと言ったと思っているけど、本当はプロデューサーとしてなんだ。映画としてもっと違う形で終わらせるべきだった。この映画は80%で、まだ終わってないんだ。
さらに
みんな俺とPhifeの間に長年のビーフがある事は知っている。それは映画の中にも含まれていて、俺たちはそれを無理に映画の中で和らげたり、逆に取り上げないということはしていない。別に映画をやる事に関して否定的な訳じゃないんだ、ただまだ終わってないんだ。まだ穴がある感じ。新進監督が自分のお金で長い事仕事をやりとげるのはとっても大変だ。ようやく少しだけ順調に進んだが、ただまだ終わってないんだ。やらなくてはならない事がまだある。それだけの事さ。
とインタビューに語っている。なるほど。何となく状況が分かってきた。まだ観客に見せられる状態じゃないのに、先走ってサンダンスに応募しちゃったんでしょうね。