忘れる所だった。いや、忘れてもいいのかも。という位、何も引っ掛からないサラリと流れてしまう映画でした。でもね、テレビのアニメは子供と割と見てたのですよ。だから見に行った訳ですよ。というかさ、やっぱりなんでアラブ諸国を想像してしまうような人々が敵な訳?と思ってしまうのですよ。アニメじゃ、特にアラブが敵という訳じゃなかったからですね。「スラムドッグ$ミリオネア」で有名になったデーヴ・パテールが火の国のプリンス役。彼はインド系なのでアラブではないけれど、他の火の国がアラブ系を思わせる役者が勢ぞろい。火はオイルを連想させますからね。そこの国だけが私欲で戦争勃発ですよ。
ラスト見るとさ、続編作る気満々なんだよね。そこもイラっとしたわ。とりあえず良い作品作ってから続編考えてよ!というかさ、それぞれのネイションが英語ではWater, Earth, Fire, Airなんですよ。どうせなら、Earth, Wind and Fireにしてくれ!WindがAirなのが気持ち悪い。それこそFantasyだわよ。あ、主役のアンを育てた坊さんが黒人だった。あっさり死んでたけどね。この映画で唯一いいのが、デーヴ・パテール君かなー。そしてアッパが飛ぶたび「ねばーえでぃんぐすとーり〜」が頭を駆け巡りました。でもアッパの泣き声が情けないのでその度笑ってしまった。
(2.75点/5点満点中:劇場にて鑑賞)