オスカー予想投票にみる各サイトの特色
オスカー予想でこの前から様々な映画関係のサイトを眺めていたのですが、どうもここの所に来て「Avatar / アバター (2009)」への票が気持ち悪い位に伸びている。「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」はスキャンダルが多すぎなのか??いい映画なのに。
でもうちの夫が珍しくいい事をポロっと言いました。「俺はアバターよりThe Book of Eli / ザ・ウォーカー (2010)の方が好きなんだよね。早くDVDにならないかなー」と。SF大作が大好きな夫から信じられない発言。まあでもいちようフォローで「私達3Dで見なかったからかもね?」と言ってみたが、私も本心はアバターだったらザ・ウォーカーの方が好き。でも「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」の方がもっと好き。
IMDBは普段からだけど、ブラックムービー及び黒人俳優に対する一般投票結果が厳しい。「プレシャス」に関しては下から2番目で経ったの1.8%。リー・ダニエルズに関しても1.7%でビリ。けどヤフーだと下から2番目で8%。それでも低いね。しかしMSNではツイッターの評判結果を日ごとに追っていて、「プレシャス」は3月3日までは一番の評判の良さだった。急に3月4日からアバターに。トマトのフレッシュさで多くの映画批評家からの評価を%で評価しているのが「rottentomatoes.com」。トマトのフレッシュさでは「プレシャス」が91%で「アバター」の82%を大きく離しているが、一番はなんと98%で「ハート・ロッカー」。このサイトでは一般人の予想投票結果も「ハート・ロッカー」が41%で、「アバター」の31%と引き離している。でも「プレシャス」は1%と評価が低く6位。でもIMDBよりはマシ。
まず一般人の予想なので、アメリカでは一般にワイド公開されずに密かにDVDが発売していた「ハートロッカー」よりも、全米各地の多くの劇場で公開された「アバター」が一番強くなってしまうのは仕方ない事。
助演部門はほぼ決定した感じですかね?どこ見ても一緒。「プレシャス」のモニークが助演女優賞、「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツが助演男優賞でどちらもぶっちぎりの1位。それでもIMDBではヴァルツが71%でぶっちぎりなのに、モニークは41%。他でのモニークへの評価はヤフーが62%、rottentomatoesが68%。IMDBと他の差が歴然。
それにしても「プレシャス」への作品としての評価が低いけれど、私は信じてますぞ!私が信じなかったら誰が信じるのさ!!6部門全部制覇だ!!!私が待望している作品・監督は無理でも、せめて脚色部門で!ヤフーでは46%とダントツトップだもんね!!IMDBでは相変わらず14%と低いけど... 逆を言えば、あのIMDBで14%も取れたという事。
という事は、私にはIMDBの一般投票は何も役に立たない。自分好みの映画を探すなら、ヤフーとかRottentomatoes、MSNのようにツイッターでの評判が一番役に立つという事。
スキャンダルやキャンペーンや何よりも... 素晴らしい作品にオスカーが渡って欲しいと、映画ファンとして思うのです...
ちなみに今の今までネットで結果を追っていたインディペンデント・スピリット・アワードでは、「プレシャス」がノミネートされていた5部門をすべて受賞。作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の全てです。わい!
http://www.imdb.com/features/rto/2010/poll/oscarpoll-results
http://oscars.movies.yahoo.com/nominees#nominee-34
Showtimes, reviews, trailers, news and more - MSN Movies
http://www.rottentomatoes.com/news/1869355/3/make_your_picks_in_rts_oscar_poll