スパイク・リー
スパイク・リーは制作から20年を迎えた「Do the Right Thing / ドゥ・ザ・ライト・シング (1989)」の特別上映会の為にベネズエラを訪れた。上映会ではベネズエラのファンと共に交流をし、意見会などもあった。ベネズエラは大統領ウーゴ・チャベスによって反米路線が強まっているが、ハリー・ベラフォンテやダニー・グローバー等がやはりベネズエラを訪れてチャべスやベネズエラと交友を持ち、ダニー・グローバーは映画資金を調達した程だ。スパイクもベネズエラの雰囲気は「問題はない」と言い、チャべス批判をするメディアを弾圧しているといわれている政府だが、ベネズエラの自由な報道の仕方を支持した。また上映会では、人種関係や自分のキャリアについて、そしてマイケル・ジャクソンについても語り、また自由な発言の大切さも訴えた。マイケル・ジャクソンについては、マイケルの「They Don’t Care About Us」のミュージックビデオを監督したのがスパイク・リー。ベネズエラでは、そのブラジルで撮影されたビデオがマイケルの死後、何度も繰り返して放送されている。スパイクは「僕もマイケルの死を悲しむ何十億人の一人だよ」と語った。
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