Cast >> Pam Grier (Sheba Shayne), Austin Stoker (Brick Williams), D'Urville Martin (Pilot), Rudy Challenger (Andy Shayne) ...
Director >> William Girdler
Writer >> William Girdler, David Sheldon
Producer >> David Sheldon
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Pam Grier, Baby
シェイン(ルディ・チャレンジャー)はローン会社を経営していたが、とある人物から執拗な脅しを受けていた。ある日、遅くまで働いていたシェインが会社内で暴行を受けた。シェインの元で働いているブリック(オースティン・ストーカー)が、シェインの娘でシカゴで私立探偵として成功しているシーバ(パム・グリア)にその旨を電報で知らせた。シーバは父の仇のために故郷のケンタッキーのルイビルに戻ってきた...
パム・グリアを有名にさせたアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ(通称AIP)との最後の契約となる作品。監督は「Abby / アビィ (1974)」等のインディペンデントB級作品を作っていたウィリアム・ガードラー。パム・グリアはAIPを離れてこの後は作品が減り、80年代に入ると下火になる。そのパム・グリアがAIPの最後に光っている。撮影中の監督とパム・グリアの相性は悪かったとの噂だが、パム・グリアの衣装や台詞がいい。パム・グリアの他の作品とはちょっと違って、とっても大人でしかも最初から最後まで強い。男に屈しない最後のシーンはカッコ良すぎる。でも物語はあくまでも普通。パム・グリアの十八番である仇もの。アクションも単調だが、最後のジェットスキーでのチェイスはまだ珍しかった頃だと思う。でもウェットスーツ姿よりもパムの水着姿が見たかったかも。監督らしい飛びぬけた奇妙さもなかった。
普通に見れてしまうパム・グリア作品。飛びぬけた物はない。けれどそれもまたパム・グリア映画なのかもと思う。
(2/28/09:DVDにて鑑賞)