Cast >> Tyler Perry (Madea), Derek Luke (Joshua), Keshia Knight Pulliam (Candy), Robin Coleman (Big Sal), Viola Davis (Ellen), Ion Overman (Linda Holmes), David Mann (Leroy Brown), Tamela Mann (Cora Brown), RonReaco Lee (Chuck) ...
Director >> Tyler Perry
Writer >> Tyler Perry
Producer >> Tyler Perry, Reuben Cannon
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 5
I'm Madea, Ma To The DEA… Can't Nobody hold Madea down!
マディア(タイラー・ペリー)はハイウェイでの警官とのカーチェスのうえ、3人の警官に暴行を加え、裁判所の証言台に立っていた。何とかアンガーマネージメントのクラスだけで済んだ。次の裁判では、アシスタント地区検事のジョシュ(デレク・ルーク)が担当者のファイルにある名前を見て、自分には個人的過ぎて担当出来ないと言った。ジョシュの幼い頃からの友人キャンディス(キーシャ・ナイト・プルマン)だったのだ。彼女は会わない内にドラッグ中毒者になり、売春婦となっていた。ジョシュは同僚でフィアンセのリンダに担当を任せたが...
やっぱり観客はマディアを望んでいるように思う。その観客はマディアにハチャメチャさと愛を求める。マディアのそれは揺るぎない。そしてタイラー・ペリーのメッセージも揺ぎ無い。彼はクリスチャンとして、一貫として「許し」を映画を通して説いている。人を許す事は、辛かった自分の過去との決別。そして自分の犯した間違いを許す事で、新しい一歩を歩みだせるという事。彼の揺ぎ無いメッセージは時に形を変えるが、これまでの彼の20作品近い映画・舞台でそれを一貫して伝えているように思える。だからこそ観客には伝わりやすく、そのメッセージを受け入れやすいように思う。でも、彼の映画の中でもマディアのキャラクターの出てくる作品はより観客は受け入れているように思う。それはやっぱりマディアの飴と鞭。だれも説教くさいメッセージだけは望んでいない。やっぱりマディアのような機知に飛んだ面白い台詞を待っている。
マディアは人々から愛される。でも人々はマディアから愛される。それを人々は待っているように思えた。
(2/21/09:劇場にて鑑賞)