
- 作者: シェイクスピア,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1951/08/01
- メディア: 文庫
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読んだ理由は「Inkwell」で主人公が人形にオセローの登場人物「イアーゴー」とつけていてたのを疑問に思ったから。
学生時代は勉強としてのシェイクスピアばかりだったので、面白くも何ともなかった。というか、英語の勉強すると何で必ずシェイクスピアをやるのかも分からなかったのもある。特に、短大の時にもみ上げの長いサルみたいな先生(そんな先生のあだ名はハムレット)にハムレットを1ページづつ覚えてこいと言われたのが、未だにムカついている。私は幸いあの有名な「To be or not to be, that is the question」の部分だったので、覚えやすい筈なのに難しかった。ハムレット、未だに好きになれない。私に取っては単位を貰うためのシェイクスピアだった。
所が、今回趣味として読んでみたシェイクスピア。かなり面白い。内容とか分かってるのに面白い。台詞がね、面白いよね。
最近、M1グランプリの2003年と2004年のを何回も見直しているのだけど、そこで千鳥のネタで中世を真似して遊ぶというネタがあって、今回は頭の中で千鳥の大悟君にオセローになってもらって台詞を読んでました。オセローは丘には向かわないけどね。でも中世遊びは意外に面白いかもしれないよ。
ちなみに訳者の解題の部分も面白かった。ポール・ロブソンの名前が出てくるとはね。意外な所に興味は転がっている。