Cast >> Sidney Poitier (Steve Jackson), Bill Cosby (Wardell Franklin), Harry Belafonte (Geechie Dan Beauford), Flip Wilson (The Reverend), Richard Pryor (Sharp Eye Washington), Calvin Lockhart (Silky Slim), Rosalind Cash (Sarah Jackson), Roscoe Lee Browne (Congressman Lincoln), Paula Kelly (Leggy Peggy), Lee Chamberlin (Madame Zenobia), Harold Nicholas (Little Seymour Pettigrew) ...
Director >> Sidney Poitier
Writer >> Richard Wesley
Producer >> Melville Tucker, Pembroke J. Herring
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Uptown Every Night!!
スティーブ(シドニー・ポワチエ)は鉄工所で働き、友人のワーデル(ビル・コスビー)はタクシーの運転手をしていた。ワーデルから”土曜の夜”に「マダム・ジノビア」というアンダーグラウンドの会員制のクラブに誘われて行ったが、そこで強盗に遭い、財布等を取られた。スティーブの財布には人生を変えるであろう大事な物が入っていて、2人は財布を取り戻そうと必死になるが...
シドニー・ポワチエが監督したからか?凄い豪華な面子が勢ぞろい。名優のハリー・ベラフォンテにダンスの伝説ハロルド・ニコラス、コメディからも天才ビル・コスビーから神のリチャード・プライヤーにオリジナルのフィリップ・ウィルソンまで... さらには、映画界の宝とも言えるシドニー・ポワチエ本人が登場する。それぞれの魅力や能力を余すことなく見せてくれるのが、この映画。ハロルド・ニコラスの手乗り文鳥状態のあのシーンのアクロバチックな動きは、ニコラスのピーク時代のダンスを見ているようだったし、ハリー・ベラフォンテの「ゴッドファーザー」のブランドを意識して頬に綿を詰めて演技していたのは、さすがの才能を感じた。さらに、駆け出しだったプライヤーVS脂の乗ったビル・コスビーと同じシーンを共有しているのを見るだけでも、感激出来る。
シドニー・ポワチエの映画界での人望の厚さを感じる。”土曜の夜”だけじゃなくって、ずっと毎日でも見ていたいそんなメンバーが勢ぞろいのカルト映画。
(4/15/07:DVDにて鑑賞)