Cast >> Ice Cube (Nick Persons), Nia Long (Suzanne Persons), John C. McGinley (Chuck Mitchell Jr.), Aleisha Allen (Lindsey Persons), Philip Bolden (Kevin Persons), Dan Joffre (Billy Pulu), Tahj Mowry (Danny Pulu) ....
Director >> Steve Carr
Writer >> Hank Nelken, J. David Stem, David N. Weiss
Producer >> Ice Cube, Steve Carr, Matt Alvarez ....
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 4
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ニック・パーソンズ(アイス・キューブ)とスザンヌ(ニア・ロング)は結婚し、ニックが以前から住んでいるアパートにスザンヌの子供達と住んでいた。ニックは以前経営していたスポーツ収集品点をたたみ、今はスポーツ雑誌を発行していた。スザンヌが双子を妊娠している事が発覚し、郊外の広い家に引越す決意をして、不動産業者のチャック・ミッチェル(ジョン・C・マッギンリー)に会うが..
前回の流れで、アイス・キューブがニア・ロング演じるスザンヌの子供達に滅多切りにされるような「ホーム・アローン」的な映画になるかと思ったんですが、トム・ハンクスの「マネー・ピット」でしたね。その「マネー・ピット」もケイリー・グラントの「Mr. Blandings Builds His Dream House」という映画のリメイクだったようで... このアイス・キューブの映画は、そのケイリー・グラントのオリジナルの方のリメイクです。トム・ハンクスのマネー・ピットが恋人同士だったのに対して、アイス・キューブは結婚していて子供が生まれるって事で、更に脚色が加えられる訳で... でも家が舞台になってしまったので、前作のようなロードムービー系の舞台が色々変わりゴールまでたどり着くという脚色は削られてしまったのが残念。「マネー・ピット」でもトム・ハンクスがどんどんと崩れていく姿が面白かったが、この作品でもあのアイス・キューブがどんどん崩れていく面白さがある。
他にもさすがアイス・キューブ。元がミュージシャンなんですね。音楽の使い方がとっても上手。Ne-Yoファンの娘の部屋にポスターが張ってあって、車中でさりげなくNe-yoを掛けたり、あの「炎のランナー」の曲をあんな風にオチで使ったり、最後の曲はトリック・ダディの「Take It To Da House」は家とバスケ... 上手いと思いました。
でも、何となくパワーダウンした続編という感じはしちゃいます。次は無いかな?何となくパーソンズ家はもう何事もなく安泰な気がしちゃった。
(4/15/07:劇場にて観賞)