Cast >> Richard Pryor (Arlo Pear), Beverly Todd (Monica Pear), Stacey Dash (Casey Pear), Raphael Harris (Marshall Pear), Ishmael Harris (Randy Pear), Randy Quaid (Frank/Cornall Crawford), Dana Carvey (Brad Williams), Morris Day (Rudy) ....
Director >> Alan Metter
Writer >> Andy Breckman
Producer >> Stuart Cornfeld, Kim Kurumada
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
無茶苦茶
アーロー(リチャード・プライヤー)は、念願の昇進を果たした。所が昇進するには、今住んでいるニュージャージー州を離れ、遠いアイダホ州まで行くのが条件だった。妻や年頃の娘の大反対を遭いながらも、引越しの計画を進めるアーローだが、計画を邪魔するのは家族だけではなかった...
私自身も引越しが多いので、この手の災難にはしょっちゅう遭っている。床にバスタオルだけで寝る事もあったし、引越し業者に大事な家具を壊されたりした事もある。自分が遭うと笑えないんだけど、スクリーンでリチャード・プライヤーの情けない姿を見ると、大笑いしちゃう自分がいる。あんなに嫌な目に遭ったのに、今じゃ「あの時は...」なんて笑い話になっている。家って、人にとっては大事な家族と一緒に居れる、大事な空間。その空間を新しい環境にするのは、それだけで災難な時もある。家族の為に奮闘するプライヤーの姿は、とっても良かったと思う。家族にアイダホに引越す事を話すプライヤーの台詞が、タイミングといい、プライヤーの表情といい最高に面白い。このシーンは、プライヤーならではと言っていいだろう。けれど、アクションシーンとか無茶苦茶。コメディらしい無茶苦茶さであって、それが最高に面白い。CG無しの双子のシーンも無茶苦茶で最高。
でも、そんなコメディらしい無茶苦茶さが、ドラマ作品等と比べた時にどうしても点数が低くなってしまう残念さ。
(9/24/06:TVにて観賞)