Cast >> Rae Dawn Chong (Tracy), Guy Davis (Kenny), Jon Chardiet (Ramon), Leon W. Grant (Chollie), Saundra Santiago (Carmen), Lee Chamberlin (Alicia), Mary Alice (Cora), Shawn Elliott (Domingo), Jim Borrelli (Monte), Dean Elliott (Henri), Franc. Reyes (Luis), Afrika Bambaataa, The Magnigficent Force, Rock Steady Crew, New York City Breakers, Doug E. Fresh, Special K, Grandmaster Melle Mel, Kool Moe Dee ....
Director >> Stan Lathan
Writer >> Andy Davis, David Gilbert ....
Producer >> Harry Belafonte, David V. Picker ....
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 5
Beat Street N' People
ケニー(G・デイビス)は、NYブロンクスのクラブやディスコでDJやMCをしていた。大人気のクラブ「ROXY」でのレギュラーDJを目指していた。小さな弟のリーは、ストリートでブレイクダンスをしていたが、反抗期を向かえ学校をサボりがちだった。ケニーの仲間でプエルトリコ人のラモーンは、グラフィティに長けていた。最近になって、何者かがラモーンのグラフィティにイタズラするものが現れた。そんな中ケニーは、大学で音楽を学んでいるトレイシー(R・D・チョン)にクラブで出会うが...
「Breakin'」のシリーズの舞台がLAならば、こちらはNYが舞台。80年代に台頭したNYのクラブシーンの雰囲気を、上手く映画に反映している。さすがに名優ハリー・べラフォンテがプロデュースしただけあって、物語が若者の心を捉えるべく、プエルトリコ人のラモーンの話等は、実にセンシティブに作られている。さらには、当時のクラブシーンの中心に居たブレイクダンサーやMC等の人物たちを、そのまま映画に出演させたのも面白い。なので未だに観客は、それを目的に見る位だ。
ただ、80年代映画らしく、カメラの照明が足りずに画面が暗かったり、演技が一辺倒なのが残念だ。それでも観客は、80年代のあの雰囲気と人々に出会う為に、また見る事になるだろう。
(3/17/06:DVDにて観賞)