Cast >> Kel Mitchell (Ed), Kenan Thompson (Dexter Reed), Sinbad (Mr. Wheat), Abe Vigoda (Otis), Shar Jackson (Monique), Marques Houston (Jake) ....
Director >> Brian Robbins
Writer >> Dan Schneider, Kevin Kopelow, Heath Seifert
Producer >> Brian Robbins, Kevin Kopelow ....
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 5
キーナン&ケル
エド(K・ミッチェル)は、地元の小さなハンバーガー店「Good Burger」で働いていた。エドはいつもヘマしてばかりだが、「Good Burger」での仕事が大好きで、店のみんなもエドを認めていた。しかし、すぐ目の前の通りに大きなハンバーガー店「Mondo Burger」が開店予定で「Good Burger」のみんなは心配していた。同じ頃、夏休みを控えたデクスター(K・トンプソン)が運転中に、先生(シンバット)の車に突っ込んでしまい、弁償する事になった。「Mondo Burger」でバイトを始めたデクスターだが、すぐに首になってしまう。「Good Burger」で食事中のデクスターに、エドは「Good Burger」で働く事を勧めた。「Mondo Burger」の開店で、「Good Burger」は窮地に。所が、エドが考えたスパイスが大人気となり、経営は回復したが、「Mondo Burger」の店員達が、エドのスパイスを盗もうとやっきになり...
キーナン・トンプソンとケル・ミッチェルのコンビは、子供向け「ニケロディオン」のチャンネルで御なじみ。キーナンの方は、後に老舗「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーや、映画「Fat Albert」では主演したりと、華やかなキャリアに対して、ケルの方はインディ作品での主演映画等と、キーネンに比べると活躍は目立たない。日本のコメディアン風に言えば、ケルがボケでキーナンがツッコミ。ボケのケルの方が目立つ筈。「コント55号」のように、ツッコミのキーナンの方が飛躍してしまった。
所が、この映画でも分かるように、ケル・ミッチェルのボケの魅力は、今後活躍するに違いない。彼の魅力が最大限に生かされている、エドという役はケルならではのキャラクター。彼が演じるとまるで嫌味がない。キーナンも、やっぱり魅力たっぷりに演じている。2人が揃うと、益々魅力的になる。ボケがいて、ツッコミがいる。
キーナンの今の活躍を見ていると、なぜかケルの姿を探す自分がいる。当たり前に思える映像が、この映画にはある。
(1/25/06:DVDにて観賞)