Cast >> Ralph Macchio (Eugene Martone), Joe Seneca (Willie Brown), Jami Gertz (Frances), Joe Morton (Scratch's Assistant), Robert Judd (Scratch), Steve Vai (Jack Butler), Tim Russ (Robert Johnson) ....
Director >> Walter Hill
Writer >> John Fusco
Producer >> Mark Carliner
総合ポイント >> 4点/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 5 Music >> 4
ブルースのギタリストに憧れ、ジュリアード大に通うユージーン(ラルフ・マッチオ)は、ブルースの伝説ロバート・ジョンソンの幻の曲がある事を知る。その曲を手に入れて、自分がデビューする事を願い、ジョンソンを知る有名なブルースミュージシャンのウィリー・ブラウン(ジョー・セネカ)を見つけた。2人は、幻の曲を求めて旅を始める。
ブルースのロバート・ジョンソンという人物がブルースにとってどんな人物かは知っているけれど、ブルースの映画を作れる位は詳しくない。それでも、冒頭のロバート・ジョンソンを演じる俳優が出てくると胸躍る。何かいい映画になりそうな気がしてくる。そして悪魔の存在。「The Blues:Warming by Devil's Fire」でも、ブルースにおける悪魔の存在を見た。これもまた、面白くなりそうな予感がしてくる。
実際は、ラルフ・マッチオ演じるユージーンの真面目な姿にイライラしながらも、ジョー・セネカ演じるウィリー・ブラウンの台詞にじーんとなる。
最後は、スティーブ・ヴァイ演じるジャック・バトラーとのギター対決。無茶苦茶過ぎると思いつつも、面白がってる自分がいる。
悪魔の証明のように有り得ない設定だけれど、事実ロバート・ジョンソンとウィリー・ブラウンが実在する辺り、ファンタジーに満ちていて、胸が躍る面白い作品だ。