Cast >> Billy Dee Williams (Bingo Long), James Earl Jones (Leon Carter), Richard Pryor (Charlie Snow), Rico Dawson (Willie Lee Shively), Sam 'Birmingham' Brison (Louis Keystone), Jophery C. Brown (Emory 'Champ' Chambers), DeWayne Jessie (Rainbow), Leon Wagner (Fat Sam Popper), Tony Burton (Issac, All-Star), John McCurry (Walter Murchman), Stan Shaw (Esquire Joe Callaway), Ted Ross (Sallison 'Sallie' Potter), Mabel King (Bertha Dewitt) ....
Director >> John Badham
Writer >> Hal Barwood, William Brashler (novel) ....
Producer >> Rob Cohen
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 4
エディ・マーフィの教科書。
ビンゴ・ロング(ビリー・ディ・ウィリアムス)とレオン・カーター(ジェームス・アール・ジョーンズ)は、ニグロ・リーグの最大のライバルであり、大親友でもあった。メジャー・リーグの人種の壁で、ニグロ・リーグでしかプレイ出来ない彼等は、オーナー達のやりたい放題で、少ない賃金と雑な扱いを受けていた。ロングは、そんな扱いを目の辺りにし、レオンの助言により、自分達のチームを作る事を思い立つ。ロングとカーターの人脈により、最強のオールスターチームが生まれるが、オーナー達の悪い手が行く手を阻む。
フィクションとは思えない位に、オープニングから最後まで、1930年代がキッチリ再現されていて、伝記映画じゃないかと錯覚をする位だ。また、しっかりとしたストーリーが、ビンゴ・ロングやレオン・カーターという人物にクギ付けにし、「実在した人物達だったらいいのに」とまで思わせる程だ。また野球のチームという大所帯のキャラクター達も、それぞれ違った良さがあって、飽きさせない。その1人である、リチャード・プライヤーが出ているせいか、ある事を思い出させる。エディ・マーフィだ。リチャード・プライヤーは、エディ・マーフィにとってのアイドル。この作品のアイデアが、「Life/エディ&マーティンの逃走人生」でも使われているように思えたし、エディ・マーフィが監督した「Harlem Night/ハーレム・ナイト」でも使われていたように思えた。7変化が得意なエディ・マーフィ、リチャード・プライヤーもプチ7変化をこの作品で見せている。
あのエディ・マーフィがお手本にするだけの物が沢山詰まっている、面白すぎる映画。フィクションなのが残念な位だ。
(6/22/05:DVDにて観賞)