Cast >> Omarion Grandberry (David), Marques Houston (Elgin), Jennifer Freeman (Liyah), Meagan Good (Beautifull), Steve Harvey (Mr. Rad), J-Boog (Rico), Lil' Fizz (Rashann), Raz B (Vick), Marty Dew (Marty), Malcolm David Kelley (Lil Saint) ...
Dir >> Chris Stokes
Write >> Chris Stokes
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
You just got served.
同じ意味で「お料理出来たわよ〜」っていう意味もあるけれど、この映画の場合はスラングで「お前の負けだ」とダメ出しする時に使う。ダンスで使う事が多く、バスケットの「In Your Face」に似ていると思う。バスケで使うけれど、他でもたま〜〜〜に使うような感じじゃないかと。
エルジン(マーカス・ヒューストン)と、デイビット(オマリオン)は、地区では敵なしのダンステクニックで他を圧巻していた。デイビットは、エルジンの妹リィーヤと恋に落ちる。しかし、ダンスだけではまだお金にならず、2人は嫌々ながらもドラックの運び屋としてお金を得ていた。いつものようにダンスで勝った2人だが、裕福な地区から白人の2人がダンスの対決を申し込んできた。戦う為には、賭け金として5000ドルを用意しないといけない。2人はまた運び屋として、お金を手に入れる事にした。デイビットは、リィーヤとのデートでデイビットに連絡がつかず、エルジンは一人で仕事をしている最中に、ドラッグを奪われトラブルに巻き込まれた...
いきなりオープニングから、5分間ものダンスシーンが続くのは凄い。けれど、その5分間のダンスシーンが終わると、すぐにエンディングまで見えてしまうような分りやすい物語だった気がする。また、マーカス・ヒューストンとオマリオンが上半身はだけたまま、雨の中で踊るシーンも、中々綺麗だった。けれど、やっぱりストーリーが弱いから、ダンスだけになったのが残念。監督が「サウスセントラル」とか「フレッシュ」みたいな90年代のストーリーを付け加えようとしていたけれど、主役の2人には合わなかった。そのミスマッチ感は、リル・キムが出てきて「Take it to the streets」と言った時も、やっぱり映画にはミスマッチだった。
もう一つ何かが必要。ダンス映画がヒットした80年代とそのままでは、さすがに今では無理がある。ダンスが進化している分、ドラマ性も進化して欲しかった。そうすれば観客はヤラレタ(Served)なって思えた筈。
(6/12/05:DVDにて観賞)