Cast >> Kenan Thompson (Fat Albert), Kyla Pratt (Doris), Shedrack Anderson III (Rudy), Jermaine Williams (Mushmouth), Keith Robinson (Bill), Alphonso McAuley (Bucky), Aaron Frazier (Old Weird Harold), Marques Houston (Dumb Donald), Dania Ramirez (Lauri), Omarion (Reggie), Farnsworth Bentley (Salesman) ....
Director >> Joel Zwick
Writer >> Bill Cosby, Lowell Ganz ....
Producer >> Bill Cosby, Camille O. Cosby
Genre >> Comedy
総合ポイント >> 3.75点 ／5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Hey, Hey, Hey, Don't cry!
元のTVシリーズは、数える程しか見たことないので、私にとっては、この映画の彼等がオリジナルになってしまいそうな程に、それぞれのキャラクターが最高に魅力的。アニメから実写になる瞬間が最高にぎこちないのに、あまり気にならないのは、実写の彼等のキャラクターがはまりすぎているかもしれない。
ただ、時折物語りがスローになるのが気になった。そして色が薄くなっていくのは、映画ファンなら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出せてしまい、この映画がチープに思えてしまう。また、歌手のオマリオンが3枚目になりきれてないのが良くない。同じ歌手のマーカス・ヒューストンの方が映画には向いて居そうだ。また、あのキャラクターは彼にぴったり。彼のハンサムな顔が生かされたキャラクターだ。バッキーとマッシュマウスが映るだけで面白い。特にマッシュマウスの「間」は絶妙。バッキーの「かぁ〜〜」と、ファット・アルバートの「Hey, Hey, Hey」は、劇場出た後真似している子供や大人を多く見かけた。何か彼等の真似すると、彼等の仲間になったような錯覚で嬉しくなっちゃう自分がいる。
「帰りたくない」と思う主人公が、アニメキャラクターなのに、人間のように変化しているのが、人間の勝手かもしれないが、現実的に思えた。
そして、ラストシーンが最高だ。ピンクの花（桜だったのかな？）が散るのが綺麗。そして、その花と共にオリジナルのファット・アルバートとその仲間達の姿を見つめる、カイラ・プラットの表情がなんとも言えず綺麗で、作品の中で成長した彼女の姿が伺える。また、そのオリジナルの人々の姿がなんとも美しく、涙を誘う。
ファット・アルバートは、誰も泣かないようにと出てくるのに、彼等の可愛さに思わず涙。
（1/9/04）
