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マディア“それ”が見えたら、終わり?マディア最強伝説『Boo 2! A Madea Halloween』

前作『Boo! A Madea Halloween / 日本未公開 (2016)』は、なぜかトム・クルーズトム・ハンクスというハリウッドきっての2大トムの2人を興行成績で上回り2週連続で1位を獲得し活躍したのが、タイラー・ペリーのハロウィンを舞台にしたクリスチャン・コメディ。正直、なんでそんな事になったのか私にも分からない。単なる偶然だったと思っていた...しかし...その前作に続くこの作品も制作費がかさむブロックバスター映画を上回り1位に!なぜだー!なぜなんだー!!と、私がこの映画に負けた作品の主演ジェラルド・バトラーやミハエル・ファスベンダーだったら、頭抱えると思う。そんな現代のハリウッドの七不思議の一つとなった?この作品を。

前回から1年後。ティファニー(ダイアモンド・ホワイト)は18歳の誕生日を迎えた。両親が離婚し離れて暮らす父ブライアン(タイラー・ペリー)から誕生日プレゼントに車がもらえると思っていたが、なぜかヘッドフォンで不貞腐れるティファニー。続いて母デボラ(タジャ・V・シンプソン)は婚約者と共にやってきた。デボラはティファニーに新しい車をプレゼントする。ブライアンはデボラに、まだ責任感のないティファニーには早すぎると言うが、時すでに遅し。そして、その車でティファニーと友人たちは去年迷惑を掛けた大学のフラタニティに詫びに行く。そして今年も招待して欲しいとお願いし、今年はキャンプ場でするハロウィンパーティに招待される。しかしマディア(タイラー・ペリー)がその話を偶然に聞いて...

上のプロットでお察しの通り...やっぱり相変わらずのマディアでなーーーーーーんも変わっていない。前回のは割と笑えるシーンがあったけれど、今回はそこまで無かったかな?でもまあいつものマディアとジョージョークって感じだし、ブライアンの「それみたことか」的なのがある、いつものマディア。なぜそんなに好かれているのか... 恐らく予定調和なのかな。日本のドラマでも、お約束があるから高視聴率みたいな作品あるじゃないですか?新しい事にチャレンジしていて実際に面白いドラマもあるけれど、それは低視聴率みたいな。あれと同じじゃないかな。マディアの場合は特にキリスト教の説教を元に作られているので余計に信頼度は高い。所謂ギルティ・プレジャー(悪いと思いつつ楽しんでしまう)っていうのが無くて、普通に笑える。その点が、同じくホラー映画のパロディの『Scary Movie / 最終絶叫計画 (2000)』は笑いの質が似ているようで全然違うのだ。ま、それが良い観客も居るのです。全ての作品が新しい事にチャレンジしなくてもいいので、まあいいでしょう。

誰だこのカート・アングルの身長伸ばしたみたいな男は!と思ったら、元UFCティト・オーティズでした。ティファニーの友人の父役。演技は...(以下自粛)。

そしてマディアも少し変わった。今までピストルを持ち歩いていたのが、マディアの十八番だったけれど、最近はそのシーンが無い。持っているそぶりは見せるが、出さない。時代に配慮しているのかな?マディアのそれが...

Boo 2! A Madea Halloween / 日本未公開 (2017)(2.75点:1602本目)