アイス・キューブ&N.W.A
自身が所属していたギャングスタ・ラップの先駆者N.W.Aの自伝映画プロジェクトをまとめているのが、アイス・キューブ。その自伝映画の脚本家が決まった様子。ジョナサン・ハーマンという人物で、最近ユニバーサル・スタジオが制作のプロジェクトに関わっており、ロバート・ゼメキスの最新作「Demonologists」の脚本の書き直しをした人物でもある。
Ice Cube's 'Straight Outta Compton' Movie Lands Writer (Exclusive) | Hollywood Reporter
アイス・キューブはテレビ「アーセニオ・ホール・ショー」にゲスト出演した際に、このプロジェクトについても語っている。キャスティングについては、アイス・キューブ役には「俺の息子が演じる予定で話を進めている。ぴったりじゃないかな?」と語った。
ちなみに監督は「Friday / friday (1995)」で組んでいるF・ゲイリー・グレイ。制作にはアイス・キューブだけでなく、N.W.Aからはドクター・ドレも自身の映画制作会社で参加、そして故イージー・Eの未亡人も制作者の一人として参加する予定。
しかし、話が順調に進む中、この映画プロジェクトに一言申す者が現れた。イージー・Eのレーベル「ルースレス・レコード」からデビューしたコケイン(Kokane)である。「アイス・キューブと(アイス・キューブの制作会社)キューブ・ビジョンは、イージーEについてちゃんと描こうとしていない。俺達は『ルースレス』の功績をちゃんと伝えたい。キューブは俺やイージーEの息子達に映画の情報について連絡も取ってこない。俺はイージーの息子達、そして(N.W.Aの)MCレンやイェラにビック・ハッチとJJファッドと共に『本物の』NWAストーリーを語っていこうと働きかけている」と語っている。
Kokane Calls Out Ice Cube For "Doing Something Wrong And Foul" With N.W.A Movie - AllHipHop.com