Cast >> Kel Mitchell (Chicago Jones / Pretty Eyed Willy), Cedric the Entertainer (Detective), Katerina Graham (Chaka), Gary Anthony Sturgis (Daddy J), Tommy Davidson (Addict), Affion Crockett (Julius Ho), Ty Hodges (Jamal), Jennifer D. Johnson (Vendetta), Cecelia Antoinette (Mable), Rodney Perry (Mayor Pope), Duncan Tran (Himself / Bboy Dunken) ...
Director >> Cedric the Entertainer
Writer >> Kel Mitchell, Janis Woody
Producer >> Cedric the Entertainer, Mathew Gray, Kel Mitchell, Eric Rhone, Janis Woody
Genre >> Comedy
総合ポイント >> 2.75/5点満点
Contents >> 2 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Put-on
シカゴ(ケル・ミッチェル)は、シカゴでは知られたダンサーだったが、喧嘩がめっぽう弱かった。叔父はハリバンクで人気のクラブを経営しており、シカゴもハリバンクにダンサーになる為にやってきた。幼馴染のシャカ(キャット・グラハム)も美しく成長しており、人気のシンガーとなっていた。しかし叔父のクラブの人気に嫉妬したプリティ・アイド・ウィリー(ケル・ミッチェル)が、叔父を殺してしまう。ウィリーを指導したという空手の達人ホー(アフィオン・クロケット)がリベンジの為にシカゴを指導する事になる。ホーはシカゴの意外な才能を見出し...
ケル・ミッチェルは90年代に、大柄なキーナン・トンプソンとコンビを組んで、ティーン向けのコメディ番組で活躍していた。トンプソンが「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーに決まり、飛躍。ケル・ミッチェルはインディペンデンス映画で活躍している。二人の間には大きな溝が出来てしまっている。コンビの時にはどちらかと言うと、ミッチェルがボケで主役級だった。ボケていたミッチェルの役が起こしたトラブルを、フォローしていたのがトンプソン。ミッチェルがのび太なら、トンプソンはドラえもん。今回はそのドラえもん役をセドリック・ジ・エンターテイナーがこなしている。いやスクリーンでは二人ともボケている。セドリックは今回初監督にチャレンジしてまで、ミッチェルをフォローしているのだ。なんというか、ジャッキー・チェンの酔拳みたいな物語。しかしかなり出来は悪い。全然面白くないのだ。
ケル・ミッチェルもセドリック・ジ・エンターテイナーもこんなつまらない人達じゃなかった筈。とにかく全然笑えない。唯一私が笑ってしまったのが、エンディングの曲。悪ふざけなのである。悪ふざけも、もうちょっと上手くやると「Black Dynamite」みたいに面白くなるのだけど...
(11/18/11:DVDにて鑑賞)