This is it, folks...
The Dragon has come!
今日はこんだけ。と思ったけど...
リトルロックのセントラル公立高校で起きた公民権運動でも大事な出来事のひとつである「リトル・ロック・ナイン」の1人であるジェファーソン・トーマス氏が亡くなったとの事。Tumblrには書いたんだけど。この9人はみんな後で大学とかの高等教育を受けてるんですよね。このセントラル高に残って卒業したのは4人。うち1人は通信教育でセントラル高校を卒業。トーマスはそのうちの1人だった。他の5人は家の事情で他の州に移動したりした様子。でもその中の1人のミニージーン・ブラウンはアーカンソーに戻り、アーカンソー州立大に居る。他の人も大学に通っている時にNAACPに参加したり、公民権運動にも従事した人も多い。今回のニュースで知ったのは、彼らがまだEメール等で連絡を取り合っているという事。戦友みたいな感覚なんでしょうか?あの経験はやっぱり戦いでしたからね。
ちなみにリトルロック・ナインについては、「Little Rock Central: 50 Years Later / 日本未公開 (2007)」というドキュメンタリーと「The Ernest Green Story / 日本未公開 (1993)」と「Crisis at Central High / アーカンソー物語 (1981)」があります。ドキュメンタリーはリトルロック・ナインの1人ミニージーン・ブラウンを中心に、あの出来事から50年たったセントラル高校を訪れ、母校がどのようになっているのか見ていく面白いドキュメンタリーだった。他の二つはテレビ映画。私は未見。「アーネスト・グリーン・ストーリー」の方は、リトルロック・ナインの1人で9人の中で一番最初に卒業した...という事は黒人で初めてセントラル高を卒業した人物の自伝映画。主役のアーネストには「The Best Man / ベストマン (1999)」のモリス・チェスナット。アーネスト・グリーン本人がナレーターをしている。もう一つの「アーカンソー物語」は白人の目から見たリトルロック・ナイン。ジョアン・ウッドワードが主役を演じてゴールデン・グローブ賞とエミー賞にノミネート。
そして今回亡くなってしまったジェファーソン・トーマス氏がこのような経験をして残した言葉。
“You can’t control what other people do and how they treat you, but you do have control in how you react and respond to them”
他人の行為や人の扱い方をコントロールする事は出来ないが、自分がどのように反応するか、そしてどのように対応するかのコントロールは出来る。
安らかに。