最近、爆笑問題の太田さんの「アバター!」にやたらとハマっております。ついつい笑ってしまうのです。あれ。なので水曜日が楽しみなのです。
そしていよいよアメリカの医療保険改革法が成立。オバマ、サイン。その前にそのままになっていたBarackobama.comから貴方もオバマと一緒にサインしませんか?というお知らせが届く。なんとなく日本でいう祝賀記帳みたいな感じ??あれはひょっとしたら後々に名前が残るのかな?と思ったけど、特にサインはしなかった。
それにしても、この前、公民権運動で戦っており今は政治家となっているジョン・ルイスに向かって、反対運動家達が「Nワード」を叫んだと書きましたが、今度は民主党の多数党院内幹事のジェームス・クリバーンの元に差別語や縄が書かれたファックスが届いたらしい。また白人の政治家で同性愛である事をオープンにしている人に向かって、「おかま!」とも叫んだ人々が居るとの事。アメリカという国は...
ウィル・スミスの映画のタイトルにもなっている「個人の幸せの追求」と「自由」という言葉に雁字搦めになっている不思議な国ですな。アメリカからしたら、日本はガチガチのほぼ共産国なのかも。
まあでも今回の医療保険改革法については、それぞれの意見があるでしょうね。私が好きな映画人(映画作ってるし、評論だけしてる訳じゃないので映画人が一番ふさわしいかな?)のデビット・ウォーカーは自分のサイトで今回の改革法について「21世紀の公民権運動」と書いておりました。確かにこれまでに医療保険改革に向かって戦った年数は半端なく長い。セオドア・ルーズベルトが一番最初だったと記憶している。何回も「それは共産国がやる事だ」と言われ続けてつぶされてきた。今回、オバマが半ば強行的にそれを進めて成立させたのは興味深い点。あの現代の(夫の浮気にも屈しないぶっ太い)鉄の女ヒラリー・クリントンだって潰されたんだから...
とは言え、何となくちゃんと機能していくのか一抹の不安がある。保険会社がちゃんと保険が降りる人と降りない人の仕分け作業がちゃんと行われていくのだろうか??一番医療保険を必用としている人々が、払い損にならないように潤滑に回っていくのだろうか??今までだって散々問題を抱えてきた保険会社がそこまで出来るのだろうか??保険会社自体が「個人の幸せの追求」に走らないだろうか??でもそれを政府が介入しようとすると「自由」が奪われると言われてしまう。「自由」という言葉に締め付けられているようにも思える。
と、アメリカの保険制度は昔から諦めているので、今回のニュースも前向きにはなれない。これからは景気回復ですよ。こっちをどうにかしないと。アメリカの頑固な100年の歴史を動かしたオバマ大統領、こちらはちょちょいのどーんでしょ。って柴っちょに「そこはちょちょいのちょいでしょ」と突っ込まれたい。出て来い!