Once in the Life / 日本未公開 (2000)
Cast >> Laurence Fishburne (20/20 Mike), Eamonn Walker (Tony), Titus Welliver (Torch), Gregory Hines (Ruffhouse), Michael Paul Chan (Buddha) ...
Director >> Laurence Fishburne
Writer >> Laurence Fishburne
Producer >> Laurence Fishburne, David L. Bushell, Helen Sugland
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Once in the life, Always in the life
トニー(イーモン・ウォーカー)は夜道2人の男に追われていた。一緒に悪い事を沢山してきた仲間のマイク(ローレンス・フィッシュバーン)が異母兄弟のビリーと共に、町の大物マニーからヘロインを盗み取ったのだ。トニーはマイクからの電話で助けに向かうが...
ベテラン俳優となったローレンス・フィッシュバーンが書いた劇作を元に映画化。しかもフィッシュバーンが監督・脚本・主演・制作というこの作品の権限を獲得。期待するなと言われても期待してしまう。思っているよりも複雑な人物関係が面白い。フィッシュバーンが演じたマイクと異母兄弟のビリーの2人は、スクリーンに映る感じが「真夜中のカーボーイ」を思わせる。音楽もジャズからロックと幅広い。ポスターの感じからハードボイルドな世界を予想していたが、映画の中ではストリートなフォントを使っていたりと割りと重くしないようにしている感じは受けた。しかし元が舞台劇な為、密室劇で台詞が多い。ローレンス・フィッシュバーンの演技は、舞台のままというのもすぐに分かってしまう。しかし、あのイーモン・ウォーカーの重低音の効いた声での詩は、中々見ごたえ聞きごたえがある。
普通のクライムストーリーとはちょっと違う。それこそ、人生に1度の経験かもしれない。しかし一度経験してしまうと...
(7/5/09:DVDにて鑑賞)