今日用事があって、ある人とお会いした。電話で話していた時は声が渋いので50代位の黒人のおじさんかな?と思っていたんだけど、実際に会ってみたら70代位の白人のおじいさんでした。私が日本人だと分かると「私は1950年頃に日本のアメリカ軍基地に居たんですよ」と言っていた。年代から考えて第2次世界大戦戦後まもなくの頃。「私はまだ生まれてませんでしたよ」と言ったらおじいさんは恥ずかしそうに笑っていた。まだ現役で最新コンピューターを使って働いている元気なおじいさんでした。家の日本の物を見ると「懐かしい。覚えてるよ」と言っていた。
あんな戦争をしていても、いつかは分かり合える物ですね。
そういえば、この前子供が「日本の大統領になるには日本の国籍が必要なの?」と聞いてきた。「日本に大統領は居ないけれど、総理大臣だったらそうだろうね」と答えた。「もしかして日本の総理目指してる?」と聞き返してみたら「かもね」と答えていた。アメリカの大統領じゃなくって、日本の総理大臣目指す所がうちの子供らしいかも。アメリカの政治家もだけど日本の政治家もどうしようもないので、うちの子供に夢託しますわ。上のおじいさんと、そして私の文化や歴史の両方を持つうちの子が政治家になるかもしれない。
2・3ヵ月前には自作のポテトチップを作る会社を経営したいと熱く語っていた子なので、このデカイ夢も2・3ヵ月後には変わってるんでしょうか... まあ夢はデカイ方がいい。