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ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Gifted Hands: The Ben Carson Story / 日本未公開 (2009) (TV) 112本目

2月7日からTNTというチャンネルでプレミア放送された作品です。タイトルのベン・カーソンは、アメリカでは著名な脳神経外科医。結合双生児を分離する手術で有名になった医師です。彼が勤めるジョン・ホプキンスはアメリカから優秀な医師が集まる病院で、それ故にアメリカでは最先端の技術が集まっていると言ってもいいと思います。私も以前からベン・カーソンの名前や顔は存じておりました。でも彼の場合、生まれながらに頭のいい人なんだろうなーと思っていたのですが、そうでは無かったみたいですね。彼が今の地位にいるのは、努力の賜物。掛け算とか苦手な普通の男の子。学校で勉強が出来なかったのは、目がよく見えてないせいでもあった。実はこれ、良くある事なんですよね。メガネが必要なのに、中々それに気づかれなくて学力が低下してしまうという事。うちの夫がそうだったらしいです。前にも何度かその話しを本人から聞いてます。メガネを買って、ようやく学力が良くなる。日本だと1年毎にちゃんと学校で視力検査とかやってくれるので、中々そういう事はないと思います。アメリカの学校は身体検査や視力検査って無いと思います。学区によっても違うと思いますが、少なくともうちの子供が通ってきた学校では無かった。歯だけは、一回だけあったかな??

その主役を演じたのがキューバ・グッティング・ジュニア。そう、あの「ショー!ミー!ザ・マネー!!!」のオスカー男優です。最近は、B級な映画にしか出てなかったので心配してました。昔はいい映画に沢山出ていたのに、オスカー取ってその後あんまり作品に恵まれませんでした。「Men of Honor / ザ・ダイバー (2000)」とか「American Gangster / アメリカン・ギャングスター (2007)」のニッキー・バーンズとかは素晴らしかったけれど。何か久々にキューバ・グッティング・ジュニアの真骨頂を見た気がしました。安心。そして、キンバリー・エルズとアンジャンヌ・エリスが共演。この女優2人は、私の1番のお気に入り女優でもあるので、2人が共演するのを見れたのも感激。でも正直、キンバリー・エルズがキューバのお母さん役というのは、如何な物かと... でもさすが。やっぱりキンバリー・エルズは上手い。頑張っても60代とかの女性には見えないけれど、でも話し方とかを変えたりする努力がいい。ま、キューバの20代の大学生姿というのも無理ありましたけどね。

私、残念ながらトーマス・カーター監督がイマイチ苦手でして... でも「Divas / ディーバたちの青春/スターダムへの階段 (1995)」という作品は好きです。この監督、何を撮っても「ど根性映画」になるんですよね。日本の大映テレビ世代のど真ん中だったので、根性作品は好きなんですが、どうも彼の場合それが過ぎてしまうというか... 泣くという演技に頼りすぎなのが苦手なんですわ。同じ根性でも、苦しくたって泣かない派なんで、ダメなんです。いい監督だと思うんですけどね。私にははまりません。

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(3.75点/5点満点中:TV放映にて鑑賞)