思ったよりも楽しめる映画でした。途中でうちの子供も参戦。やっぱり子供は動物に弱い様子。ブタが決め手だったかも??ブタはいるだけで面白いでしょ。
でもこれは、マーティン・ローレンスとレイブン・シモーネじゃなかったら、イマイチだったかもしれません。2人がパワーでやった感じもありましたわ。だってマーティン・ローレンスが妻役のキム・ホイットリーと絡んでもあんまり面白くなかったし、それはレイブンがキムと絡んでも同じだった。でもマーティンとレイブンが絡むと面白かったですからね。2人のパワーを感じましたよ。面白い所とまじめな所のメリハリが良かった。マーティン・ローレンスは皆さんご存知だと思うのですが、レイブンはあまり認識されていないと思います。ビル・コスビーの「The Cosby Show」にてリサ・ボネの娘オリビアを演じていた子役です。本当にオリビアは可愛かったんですよ。「The Cosby Show」には、もう1人一番末娘のルディ(演じていたのがチンギーのPV「One Call Away」の子)が居たのですが、最後の方は大きくなってしまったので、このオリビアが出てきました。今じゃ、ディズニーチャンネルで自身の番組をもつ売れっ子です。歌に演技にとがんばっているんです。でも...ふくよかなんです。日本じゃ、アイドルにはなれないでしょうね。今回改めて思いましたが、本当に才能のある女の子です。
最後の方の台詞が良い。自分も親として、そして子供として...迂闊にも泣いてしまいました。いつか旅立つ子供ですからね... 自分の時を考えれば、旅立たせてあげなくちゃいけない。でも寂しいんだろうなーと思うと、号泣っすよ。所でその台詞というか...脚本家の一人がエミ・モチヅキさんという方。日系なのか、はたまた日本で生まれ育って今はアメリカで活躍されている方なのか、ちょっと分からないんですが、頑張ってますね。「ジャパン」という言葉が沢山出てきます。一瞬「あ!」と昨日の「I survived...」の事もあって、嫌ーな予感がしたのですが、ここではちゃんと前向きなジャパンの姿があって良かった。きっとこのモチヅキさんという方が頑張ってくれたに違いない。「ジャパン」という伏線がああいう風に使われるとはね...面白かったです。
個人的には「In Living Color」のケリー・コフィールドが出てきたのが嬉しかった。いつの間にか老けちゃったなー。
ちなみに横の写真のシーン、割と面白かったのにカットになっていた。なんで??マーティン・ローレンスらしいオチ。
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(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)