Cast >> Martin Lawrence (Roy McCormick/Preacher Don), Wendy Raquel Robinson (Jeanie Ellis), Breckin Meyer (Tim Fink), Horatio Sanz (Mr. Newirth), Oren Williams (Keith Ellis) ....
Director >> Steve Carr
Writer >> William Wolff, Ed Decter ....
Producer >> Robert Simonds ....
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Rebound
バスケットボール映画の題名になったのは2度目だが、ダンクコンテストがあるダンクは華やかなバスケットボールの技術なのに、題名になった事がない。リバウンドコンテストもない地味なリバウンドがなぜか好まれる。リバウンドを制したチャールズ・バークリーとデニス・ロドマンは、共に観客からも愛された。
ロイ(マーティン・ローレンス)は、有名大学のバスケットボール・ヘッドコーチで、スポーツ番組でも取り上げられる程の人気だ。メディアが彼を取り上げるのには、その大きな態度にも理由があった。だがその態度のせいで、大学はロイを解雇した。お金に目が無いロイのエージェントは、大学のヘッドコーチに戻る為に良い印象を与えようと、ロイの通っていた中学校でのコーチを進める。所が、中学校はロイが居た頃とはうって変わって、弱小チームで試合に勝った事がなかった。バスケットへの情熱を失っていたロイだったが...
マーティン・ローレンスらしい笑いのある映画だ。たしかに題材もポスターも生ぬるい。よくよく考えてみると、「ビックママ・ハウス」は完全なファミリー向けとは思えないので、ローレンスにとって初のファミリー向け映画になる。ローレンスも時間を経て、エディ・マーフィ路線に進んでいるのかもしれない。なのでエディのそれのように、この映画も中々楽しめる。最後の曲に使われた「ロッキー」の「Eye of the Tiger」は、大人も子供もアドレナリンが放出されます。
華やかなコメディではないけれど、家族のリビングは盛り上がる。地味だけど、好かれる映画だ。
(9/15/05:劇場にて観賞)