BET Award 08
年々スケールが大きくなる今年で8回目となるBETアワード。昨日ロサンジェルスで開催。
うーん、でも今年は見所があまり無かったように思えます。唯一興奮してしまったのがアル・グリーンのみ。このアル・グリーンのライブが最高でした。今日はCD屋でアル・グリーンの旧譜を買い漁る人が多そうな予感。今年の主役はアル・グリーンだったと思います。
司会はコメディアンのD.L.ヒューグリー。今年のNAACPのイメージアワードもこのヒューグリーが司会でした。それが駄目だったみたい。だって、イメージアワードと同じネタやるんだもん。両方見てる人が多いだろうから、デジャブでしたわよ。ゴスペルシンガーのマーヴィン・サップの名前をフットボール選手のウォーレン・サップと間違ってしまうシーンがあり、そこは後で訂正して面白かった。クリスチャンだから許してくれるよね?と。
で、映画好きとしてタマラなかったのが、ボーイズンザフッドの面々のリユニオン!アイス・キューブも出る予定だったのですが、急遽出席出来ずに、キューバ・グッティング・ジュニア、ニア・ロング、そしてモリス・チェスナットの3人が出席。3人であの映画はもう17年前の事なんて言っているのを聞いてびっくりする。ニアが即効で「あの時は私は11歳だった」なんて言ってましたが。あれから17年早いっす。
そして、アッシャーにクリス・ブラウン、Ne-Yoがそれぞれパフォーマンスしてました。オープニングのアッシャーも圧巻でしたが、それぞれらしいパフォーマンス見せてくれたと思います。ダンスでは断然に他の2人より劣ってしまうNe-Yoも、違うアイデアで勝負。中々。クリス・ブラウンは、リアーナとの交際を認めているのか、2人で隣同士で座ってましたわ。どうせなら2人で一緒にパフォーマンスすれば良かったのに。BETアワードのカメラマンはみなゴシップ好きなのか、いい感じの場面でクリスが歌っている時にはリアーナを映し、リアーナが歌っている時にはクリスを映し... 去年はビヨンセとジェイZがそんな感じでしたが。
他にもアリシア・キーズの紹介で90年代の女性コーラスグループが復活。SWVとアン・ヴォーグ、そしてTLCが出演。変わってしまって誰だか分からない人も居れば、変わらずに綺麗な人も居た。ビデオ消されちゃってるかもしれないけど...↓お早めに。
http://youtube.com/watch?v=l-jT8s95j50
今年は何か主役不在という感じがしました。いや、主役はアル・グリーンとリル・ウエインで良かったんだけど... いや主役はバラク・オバマだったかも??という位、途中まではみんな黙っていたのだけど、マーヴィン・サップの歌うバックで公民権運動やスポーツで活躍した人々の写真が映し出され、その中にバラク・オバマも姿もあり、そうすると会場が拍手。若い子達(ソランジュとかブランドン・T・ジャクソンとかソルジャーボーイとか)が選挙登録して投票しようねとか呼びかけたり、アリシア・キーズも受賞した時にはバラク・オバマよ〜!と叫んだり。イメージアワードでは、まだクリントン候補と争っていた時だったので、NAACPとしてオバマ寄りというより民主党寄りの姿勢を見せていたけれど、今回は完全なるオバマ寄り。創設者のボブ・ジョンソンがご存知の通り、クリントン支援者で数々のオバマ批評を繰り返してきただけにビックリでした。なんでも今のBETの一番偉いデボラ・リーがオバマ支援者らしいですけどね。