サウスカロライナ州のローレンズにある教会で牧師を務め、公民権運動の活動家として活躍中のデビット・ケネディ牧師は「レッドネック・ショップ(貧しい白人の店)」*1の閉鎖を目指し活動中である。そのお店はクー・クラックス・クラン(以下KKK)のミュージアムとKKKのローブや旗等のグッツが売られているお店を兼ねている。
1996年に古い劇場を改築して開業したが、1997年にはそのケネディ牧師と牧師の教会名義に変更する事を成功させたが、そのお店の主であるジョン・ハワードが死ぬまでその場所でビジネスを管理する権利は剥奪されていない為に争っている。
普段は自分の所有建物であるにも関わらずケネディ牧師は中に入る事さえハワードに拒まれた。しかし、下の記事の取材の時だけは許されたようで、その写真が記事には載っている。KKKの旗やグッツに囲まれて何とも言えない表情の牧師と、してやったりの表情を浮かべるハワードが不気味な写真。
建物にはプロテストや窓がレンガによって破られたり、車が突っ込もうとした事もあった。
またデビット・ケネディ牧師は、サウスカロライナの郡がマーティン・ルーサー・キング牧師の休日を拒否した際にも抗議に参加したり、州議会議事堂のロビーにある旧南部連合郡の旗を外させる運動にも参加している。
ケネディ牧師は「ローレンズではいつも進展は遅い」と言い「世界には2つの物が大きな力を持っている。理性と刀だ。長いプロセスでは、理性が刀に勝つ。私は憎悪の概念を壊したいのだ」と語っている。
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ちなみにお店のHPはこちら。
*1:私が勝手につけた名前じゃなくてそういう名前で店を出している