Cast >> Omarion Grandberry (Rob), Giancarlo Esposito (Roberto), Victor Rasuk (Javi), Melonie Diaz (Mimi), Pras (Electric), Malik Yoba (The Mayor) ...
Director >> Alejandro Chomski
Writer >> Albert Leon
Producer >> Jennifer Lopez, Simon Fields, Cathy Gesualdo ...
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Dream Out Stutter
ハーレムでラッパーになることを夢見ていたロバート(オマリオン)だったが、お金欲しさにタイヤのリムを盗んでいたが捕まり、しかもそのリムを盗まれそうになった車の持ち主の不良に追われ、銃で撃たれそうになった。ロバートを心配する母は、今はプエルトリコに居るロバートの父の元に行かせる事にしたが、家族を捨てた父をロバートは良く思ってなかった...
誰の為の映画なのでしょうか?てっきり、主役や内容や映画のメッセージである「自分の夢を大事にして夢に向かって頑張れ」を見る限りティーンの子供向けだと思っていたのですが、どうやら子供には見せたくない主人公がマリファナを吸うシーンもある内容が定まってないようにも見える。
とは言え、レゲトンという音楽の面白さや素晴らしさを知る事が出来る。ハーレムから来たロバートと、プエルトリコにずっといるハヴィが自分達で作っている音楽で言い争いになる。ロバートはもっとヒップホップにしたいが、ハヴィはレゲトンにこだわりたい。そういう所は、今のレゲトンのジレンマを表しているのかもしれないと思う。
ただ物語が単純で簡単に先が見えてしまうので、観客の心を掴む事は難しいだろう。
「夢をもっと見よう」とか「夢はただ」というメッセージが、映画全体で一貫して語れなかったのが非常に残念。
(2/4/08:DVDに鑑賞)