昨日も書いた通り、記録的な興行成績を残している作品です。本当に混んでたー。あんなに人が入っている映画館を見たのも久しぶりです。ま、それだけウィル・スミスが地球を救う、地球上残されたたった一人の男...という触れ込みだけで人があんなに集まるって事ですよ。大したものです。私も、ウィル・スミスが地球を救ってくれるってだけで見たかったんですから。ああいうヒーローって居ないからでしょうかね?今、何だか世界情勢が不安定だからでしょうかね??
でも「インディペンデンス・デイ」みたいに清く明るく救ってくれると思っていたので、内容にも驚きでしたけどね。ホラー映画にしては怖さは弱いけど、想像しなかったので、結構怖い。
これまた想像してなかったウィル・スミスのヒーロー像。あんなに病的だとはね。あの白髪頭は、ただ単に年相応に見えるようにしたのだと思っていたのだけど、あの病的なヒーロー像を演じる為でしょうね。最後が何で?とも思ったけれど、ウィル・スミスだなーとも思いました。デンゼル・ワシントンとは違うんですよね。デンゼルはいつもアンチヒーロー(フランク・ルーカスは除いてよ、あれはヒーロー違いますから)演じてますからね。ウィル・スミスがスーパーマン系のヒーローなら、デンゼル・ワシントンはバッドマン系のヒーロー。ウィル・スミスが巨人の星なら、デンゼルはあしたのジョーなのよ。でも、ウィルは絶対に地球を滅ぼさない。そういう安心感が、観客の足を映画館に向けさせたのかもしれないです。
映画は裏切るかもしれないけど、ウィル・スミスは絶対に裏切らない。そんな感じの映画でしたね。
サムもかなりの芸達者で男前でしたね。って男の子じゃないんだ。確かサマンサとも呼ばれていたものね。となると、サムはウィルに惚れていたのかもしれないわ。
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(4.5点/5点満点中:劇場にて鑑賞)