- 作者: 早坂隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 新書
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ジョークって、人の生活に密着してるじゃないですか?その分、本音とか出ます。でも人を傷つける事は稀です。
この本では外国の人々が持っている日本人観が顕になってます。もちろん、私は違うのになーとか、本当の日本人は違うのになーと思いつつも、殆ど傷つく事はありません。中々面白くて、思わず笑ってしまったジョークも多かったです。
それと... 何週間か前のアンタッチャブルのラジオのポッドキャストを聞いていて爆笑したのが、日本の電車がすべて荒川区の隠された工場で、とある職人1人がすべて色塗りをしている...という話。硬くて曲がっちゃう。特別に塗装されるポケモンとかの絵も彼が書いているというストーリーをアンタッチャブルの2人は作っていた。でもこの本に寄ると、その考え方はあながち間違ってないようにも思えてきた。航空や宇宙機器に必要なある部品は大田区にある工場でしか作れないとか書いてあった。思わずアンタッチャブルの話を思い出して笑った。私たちにもやっぱり日本人の頑固オヤジ=優秀な職人というイメージがあるんですよねー。
ジョークって自分では見えない物、又は見たくない物が見えてくるものなのですよねー。だから好きです。