Talk to Me / 日本未公開 (2007) 36本目
うふふ。
私と気の合う映画は、IMDBで情報を見たときから分かるというもの...
そう言えば「モー・マネー」の時もそうだった。あの頃はIMDBなんて無いから、予告だったけれど。
結論から言えば、もう大好き。今年ナンバー1。いや、今世紀ナンバー1かもよ。
早くDVDでゆっくりもう1度見たい。
あんまり劇場で!って拘らないタイプなんですけど、こういう映画は劇場で見るのが一番ですね。
でも、音響が...とかデカイ画面で...とかそういう意味じゃないですよ。
アメリカの劇場で見る醍醐味というか... 1人、オジサンが映画に入り込んでしまったようで、何か物語のポイントで「あ〜は」とか「That's Right!!」とか教会のように合いの手入れる人が居たんですね。帰り、車止めていた所も近かったようで、車入るまで映画が面白かったと申しておりました。明るい所で見たオジサマは、この映画にも出ているセドリック・ジ・エンターテイナーにそっくりでした。面白かったよねーと言いたかったけど、奥様が一緒だったので心で相槌入れておいた。日本だったら、このオジサマは相当ウザがられると思いますが、アメリカではぜーんぜん平気なんですよね。むしろ一緒に楽しんでいる位な感覚です。だから、私は劇場だったら断然にアメリカで見る方が好きです。クーラー効き過ぎてるのは嫌いだけど。
で、映画の内容??もう、一言で...面白い!ですよ。他に要りますか?あんなに笑って、それでいて泣ける映画は初めてです。
でも一つだけ〜!キング牧師暗殺の後に、ジェームス・ブラウンと主役のピティが追悼のフリーコンサートをするのですが、どこかでそれ読んだ事あるなーと思ったら、ジェームス・ブラウンの自伝でした!帰ってきて、そこだけ読み直してみたら、ピティの名前は無かったけれど、ラジオ局のWOLとキウェテルが演じたデューイの名前は自伝にも載ってましたよ。で、映画ではJBが「Say It Loud - I'm Black and I'm Proud」を歌いますが、多分あのイベントではまだ出来てない筈。同じ年だけど。JBは自伝でもあの曲を作るのをちょっと遅れたと書いてありますし... でも映画ではらしく盛り上がるんですよね。あのイベントには丁度いい曲ですもの。
さらに嬉しいのが、ドン・チードル&キウェテル・イジョフォーの最高コンビが、↓のダニー・グローバーが監督の「Toussaint」でもう1回見れる筈という事。これは涙流して喜びたい。更に、アンジェラ・バセットもですよ。
私もセドリック似のオジサマもすっかり入り込んでしまうような、不思議な魔法のような映画でした。
感想はこちら。
実際のペティの映像が、なんとYoutubeであるのですよ。面白いんですよ。ドン・チードルのしゃべり方がそっくりなのが分かって頂けるかと。あげるのを忘れたので追加しておきます。
(5点満点:劇場にて鑑賞)