上から続いている更年期障害の思い出2弾。こちらの映画も、もちろん上の全集で見たい映画として印が...と思ったら、何も付いてませんでした(笑)グローイングアップ系の少しエロ映画だと思ってたんですね、私(笑)
この映画のDVDビックリしました。アメリカ版なのに、日本語字幕つき!こんなの初めて!って感じで、久々に日本語字幕で楽しみました。嬉しい驚きです。
こちらもね、1940年代のニューイングランドが舞台で、ニューイングランド地方ならではの古くからの美しい風景となぜか漂う寂しい雰囲気があって素敵。映画のマドンナであるジェニファー・オニールがこれまた素敵。完璧なキャスティングですね。これね、脚本家のハーマン・ローチャーの自伝で、彼が1942年の夏に初体験した時の思い出話なんですって。素敵なひと夏の経験を体験すると、こんなに素敵な脚本書けるのねって思いましたわ。しかもこの映画がきっかけに、ジェニファー・オニールが演じたドロシー本人からローチャーの元に後に手紙が届いたそうですわ。そういうのを含めて、とってもノスタルジックで美しい作品です。
所で、この映画の大事な核である脚本家のハーマン・ローチャーは、メルヴィン・ヴァン・ピープルズのメジャー作品である「Watermelon Man」の脚本家だったりします。この映画は「Watermelon Man」の次の作品。同一人物とは思えないね。
上の作品とこの作品を合わせて見て思った事、なぜか主役の男の子達がイライラしている... 2作品共に、男の子が14歳くらいかな?うちの子供もあの位の年になったら、あんな風にイライラするのかなーと思ったら辛くなり、やっぱり私の青春は取り戻せませんでした... 2つともにノスタルジックな気分には浸れますけどね。
(4.75点/5点満点中:DVDにて観賞)