Catch a Fire / 日本未公開 (2006) 119本目
「ラストキング・オブ・スコットランド」と並んで、無茶苦茶見たかった映画2006年度版の1つです。デレク・ルーク、「アントワン・フィッシャー」の時は、ま、普通の若手俳優だなって思ってたんですが、この映画では実にいいです。アフリカンになり切ってますねー。奥さん役の人も素敵だった。「Tsotsi」に出ていたテリー・フェトも出ていたのだけど、これまたなんだか可哀想な役。いやー、面白かったです。またまた号泣... と言いたいんですが、泣くぞ!っていう寸前にデレク・ルークが演じた本人が出てきたのですね。デレク・ルークとの姿のギャップに涙が止まりました。いや、でも映画で描かれていたような子供好きなオジサンそのものでしたけどね。てっきり、「ラストキング・オブ・スコットランド」や「幸せのちから」みたいな最近の映画みたいに、フィクションも混ざってるのかと思いきや... 実際にあった話じゃないですかー。と、やっぱり号泣しました。この人の今現在がとっても素晴らしいね。やっぱり人って過去があるから、現在がある。ラストがドキドキしましたが、素晴らしかったと思います。どうしようもない人は自ら崩れていく。今の時期にはとってもピッタリなメッセージある映画だったと思います。やっぱりね、舞台がアフリカだといつのもアメリカ映画よりも一味違ってますね。
http://www.workingtitlefilms.com/featurePhoto.php?featureID=45
(4.25点/5点満点中:DVDにて観賞)