この前も書いた通り、クラシックを見ると書いて全然見てなかったので。んでも、これはクラシック中のクラシックですね。これ以上のクラシックは、ブラックムービーではあんまり無いですね。フィルム残ってるのが少ないですし。この映画がDVD化されている事が不思議な位です。
この映画でアンクル・トムを演じたジェームス・B・ロウがユニバーサルという大手のメジャー会社による映画に初めてアメリカ黒人として出演した作品になる。けれど、ジェームス・B・ロウとその家族を演じた黒人以外は白人。以前に本で読んだんだけど、この映画で始めて黒人が黒人を演じる事について「リアリティ」を求める為と書いてあった。けれど、トプシーという女の子は黒塗りの白人が演じている。エリザやジョージという白人とのミックスの黒人も、白人が演じている。
映画は原作の本ほど、アンクル・トムについて重点は置かれてないかな?って感じがします。ジョージとエリザの物語の方が中心的。
それでも内容は原作が南北戦争のきっかけになった位だから、スリリングでドキドキしますね。
(4.5点/5点満点中:DVDにて観賞)